投稿者:ジョーカー 投稿日:2014年12月 5日(金)11時17分0秒  

戦争や宗教間の争いは、結局のところ、正義と正義のぶつかり合いである
どちらも自分たちが正義であり、相手が悪という構図

こうなると対話は成立しなくなる

一方の視点からしか物事を見れないと、何が正義で何が悪かがわからなくなる

自分の視点、相手の視点、第三者(中立)の視点
この三つの視点から物事を見ることが大事ではないか

言い換えると、賛成意見、反対意見、中立の意見
一方的にならないためには三つが大事

仏法でも三という数字が頻繁に用いられる

・一念三千
・主師親の三徳
・空仮中の三諦
・無作三身
・三人集まれば文殊の知恵

などなど

教学部レポートで、執行部は一方的な姿勢を露わにした
御本尊に関する重要な会則改正を行うには、一つの視点では許されない

一方的で独善では話が通じない
三つの視点から論じ、検証していくのは当たり前である
これは人としての基本姿勢ではないか

況や仏法者が一方的であっていいわけがない

宗教は独善に陥りやすく、欠点がみえなくなる
賛成意見のみを鵜呑みにし、ほかの意見を排除したりする姿勢は仏法の世界ではない

三つの視点を意識し、物事を考えていける人が、話を聴ける人
これが私の考える人材の要件