投稿者:河内平野   投稿日:2015年 3月20日(金)14時50分59秒     通報
ゾラは叫ぶ。
「正義を証明するために立ち上がり、純粋な心と誠意をもって高らかに叫べるのは、若き君たち以外に、だれがいようか!」

だれもいない。青年しかいない。

「青年よ、若き君たちよ、我々とともに行動せよ。無実の人間が恐ろしい刑に処せられることを憤り、苦しみ、胸が裂かれる思いの我々とともに!」

「この世のどこかに、『憎悪に押しつぶされんとする殉教者』がいることを知りながら、その人を弁護し、
救い出そうという、ロマンあふれる夢を、青年よ、どうして抱こうとしないのか!」

″正義の人″が攻撃されている。それだけで、立ち上がるのは当然ではないか! との叫びである。

それが「人間」である。それが「人間主義」である。人間を見くだす″権力の魔性″とは対極の精神である。

「正義という理想を掲げ、この崇高なロマンに挑戦し、危険を冒し、偉大なる大義に身を投じゆくのは、
若き君たち以外にないではないか! 勇敢な情熱をもってなすべき使命を、年配者たちの手にゆだねていることを、恥だと思わないのか!」

「青年よ、いずこへ行かんとするか。若き学生よ、いずこへ向かおうというのか」

「ユマニテ(人間性)、真実、正義の道を、ともに征こうではないか!」

この言葉を、私は、そのまま諸君に贈る。

青年ならば「攻撃精神」がなければならない。
「破折精神」がなければならない。″拡大精神″がなければならない。

形だけをつくろって、″事なかれ″でいくのは、ずるい″老青年″である。

ともかく、いちばん大切なのは妙法である。その妙法を広めているのは創価学会である。

ゆえに創価学会を守り、強くしていくことが、本当の民衆勝利になっていく。
あらゆる戦いは、そこに焦点があり、目的がある。

これを忘れずに、青年部諸君、全力で「大勝利」しましょう!

来年の「3・16」を心から楽しみにしつつ、皆さまのめざましい活躍に「ありがとう」と申し上げ、私の話を終わりたい。

諸君の健康と活躍と成長を、私は朝な夕なに祈っていますから、安心して戦ってください。

ありがとう!     (1998.3.13 創価国際友好会館)