投稿者:河内平野  投稿日:2014年10月19日(日)08時54分42秒
――良識の声、正義への励ましの声として、紹介させていただいた。
こうした識者の意見をふまえて、「世界宗教の条件」をまとめてみると、次のようにいえるのではないか。

①民主的な《開かれた教団運営》
②「信仰の基本」には厳格、「言論の自由」を保障
③「信徒参画」「信徒尊敬」の平等主義
④「儀式」中心ではなく、「信仰」中心
⑤血統主義ではなく、オープンな人材主義
⑥教義の「普遍性」と、布教面の「時代即応性」。

創価学会はこれらの要件を満たしている。

罷免、解散勧告、破門と、他のところなら悲しくてつらくて夜も眠れないであろう出来事が続いているが、学会は、全国的、世界的に、どこへ行っても歓声と笑い声ばかり。

頭は大丈夫かと心配する人もいるくらいである。
仏法は一切を変化と説く。
また信心あるかぎり、根本的にはすべて御仏意と拝される。

現在の変化も、二十年、三十年という長い目で見ていくことが大事である。
学会の僧俗和合への努力が、今、報われていないことは、まことに残念なことである。
しかし多くの識者からも指摘されているように、宗門が今のままであれば、時とともに荒廃し、宗門内で収拾のつかない状態になることは目に見えている。
僧侶のなかからも、危惧の声は多くあがっている。
本当にそうなれば、たいへんなことだ。
むこうの内紛をこちらに転嫁されて、大切な同志が今まで以上に利用され、苦しめられ、傷つけられかねない。
それだけは絶対に避けねばならない。

そうなる前に、宗門のほうから、学会に「無関係の団体」と通告してきたことは、深い意味のあることであろう。
後になって、危ないところだったと、はっきりわかるにちがいない。

私どもには、信心がある。
団結がある。

すべてが御本仏日蓮大聖人の御仏意であると確信し、《大安心》で進んでいただきたい。
大聖人が私どもを守ってくださっている。