投稿者:河内平野  投稿日:2014年10月18日(土)09時00分58秒
何が起ころうとも、すべて御仏意ととらえ、妙法に生ききっていく。
「仏法は勝負」の一念で、勝ちぬいていく。その不屈の信心を貫き、未曾有の広布発展を実現してきたのが、わが学会の歴史である。

中国の大河・黄河のごとく、この正法流布の流れはとどまることがない。
悠々と、大山脈を越え、大平原を渡り、時に大きく迂回し、時にまっしぐらに進み、つねに己の軌道を堂々と描いていく。

大河であるほど、変化も大きい。
定規で引いたように、まっすぐに進むのは、コンクリートで固めた用水路かなにかであろう。

大河であるゆえに、変化を楽しみ、途中の多様な景観を味わい、より多くの人々を潤しながら、時とともに豊かに、時とともに深く、大きく、水かさを増していく。

ここに、広布と人生の、真に《偉大な旅路》があるのではないだろうか。
何があろうと、仏子は困らない。
止まることもない。

何より、根本の「信心」という魂の世界は、いかなる権威・権力も侵せないからだ。
他の人為的な機構上の問題は枝葉であり、変化が当然である。
やがて、すべて「これでよし」という最高の結果になることは間違いない。
どうか一切、安心して、「御本尊根本」「御書根本」の正道を、私とともに歩みぬいていただきたい。

【第四十八回本部幹部会、品川・目黒区文化音楽祭 平成三年十一月二十三日(全集七十九巻)】