2016年11月11日 投稿者:一人のSGI 投稿日:2016年11月11日(金)17時37分29秒 通報 編集済 <御本尊の相貌> 其の三身が一つの生命に凝縮された「仏」を三身即一身の「南無妙法蓮華経如来」とよぶのでしょう。 逆に一身の「南無妙法蓮華経如来」を三つの側面に開けば三身であり、一身即三身となります。 この法理は、以前に書いた、三大秘法と一大秘法の関係と同じだと思います。 三大秘法を合すれば一大秘法となり、一大秘法を開けば、三大秘法となるようなものです。 ですから、私は、御本尊の相貌は、大聖人が御書に書かれてある事を破ってはならないと思っています。 空 - 報身如来(隨縁真如の智)とは南無釈迦牟尼仏 仮 - 応身如来とは、南無妙法蓮華経如来の傍に顕された10界の生命と四菩薩や、妙法五字 の光明に照らされてコントロールされている、元本の無明である「第六天の魔王」等 中 - 法身如来(不変真如の理)とは南無多宝如来 法報応の三身の合体の一身である如来 - 南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経を現実の生身に現じた「菩薩仏」 - 日蓮 仏の環境 - 諸天善神 等 されば首題の五字は中央にかかり・四大天王は宝塔の四方に坐し・釈迦・多宝・本化の四菩薩肩を並べ普賢.文殊等.舎利弗・目連等坐を屈し.日天・月天.第六天の魔王・竜王.阿修羅・其の外不動.愛染は南北の二方に陣を取り・悪逆の達多・愚癡の竜女一座をはり・三千世界の人の寿命を奪ふ悪鬼たる鬼子母神・十羅刹女等・加之日本国の守護神たる天照太神・八幡大菩薩・天神七代・地神五代の神神・総じて大小の神祇等・体の神つらなる其の余の用の神豈もるべきや、 宝塔品に云く「諸の大衆を接して皆虚空に在り」云云、 此等の仏菩薩・大聖等・総じて序品列坐の二界八番の雑衆等一人ももれず、 此の御本尊の中に住し給い妙法五字の光明にてらされて 本有の尊形となる是を本尊とは申すなり。 -----― したがって、首題の妙法蓮華経の五字は中央にかかり、四大天王は宝塔の四方に座を占めている。釈迦・多宝、更に、本化の四菩薩は肩を並べ、普賢・文殊等・舎利弗・目連等が座を屈している。更に日天・月天.第六天の魔王や、竜王・阿修羅が並び、その外、不動明王・愛染明王が南北の二方に陣を取り、悪逆の提婆達多や愚癡の竜女も一座をはり、三千世界の人の寿命を奪う悪鬼である鬼子母神や十羅刹女等、そればかりでなく、日本国の守護神である天照太神・八幡大菩薩・天神七代・地神五代の神々・すべての大小の神祇等、本体の神がこの御本尊の中に列座しているのである。 それ故、そのほかの用の神がどうして、もれるはずがあろうか。宝塔品には「諸の大衆を接して、皆虚空に在り」とある。 これらの仏・菩薩・大聖等、更に法華経序品の説会に列なった二界八番の雑衆等、一人ももれずに、この御本尊の中に住し、妙法蓮華経の五字の光明に照らされて、本来ありのままの尊形となっている。これを本尊というのである。 日如御前御返事 p1243 Tweet