投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2016年10月26日(水)12時37分12秒   通報
社会のより良き発展を支える「原点・調和・進歩や活力」の三つをともに備え、

円融にして円満なる大宇宙の本源の当体こそ、真実の中道であり、南無妙法蓮華経なのです。

「三諦がバラバラではなく、渾然一体となっている実体、すなわち円融の三諦とは何であろうか。
それはいわゆる南無妙法蓮華経なのである(通解)」(七一七頁)とある通りです。

三諦論は〝一諦即三諦(いったいそくさんたい)、三諦即一諦〟という円融の三諦が説かれて完結します。

つまり、生命は三諦によってとらえても、決して「空・仮・中」それぞれがバラバラに分離して存在し、
生命がそれぞれによって組み立てられているというものではなく、

あくまでも一つの実体を三つの観点から認識するということです。

いってみれば、認識する主体からの光のあて方によって
三つに現れるものですが、実体は一つなのです。

三諦といっても一諦に含まれ、一諦といっても三諦によってとらえた実体の一面なのです。

この円融の三諦こそ、生命の全体把握であり、一切の思想・哲学を包含した完全無欠の大哲学なのです。

この「円融の三諦は南無妙法蓮華経なり」と結論した大聖人の思想を、
三つの視点から光をあてて社会に展開し「創価思想」ともいえる哲学形成の基盤を作ったのが、

創価三代の師匠である牧口先生、戸田先生、池田先生です。

最後にそれを確認して終わりたいと思います。