投稿者:一人のSGI 投稿日:2016年 9月 9日(金)01時46分8秒   通報
ネットで探してみますとこういうのがありました。

汎神論(はんしんろん)とは、神と宇宙、または神と自然とは同一であるとみなす哲学的・宗教的立場である。
万有神論、汎神教とも。古代インドのヴェーダとウパニシャッド哲学、ソクラテス以前のギリシア思想、近代に
おいては、スピノザ、ゲーテ、シェリング等の思想がこれに属する。(イスラム教でもイスラム神秘主義
(スーフィズム)と呼ばれる派は八世紀頃、インドにおいてウパニシャッド哲学に影響を受けて起こった新派
であり、一般的にイスラム教の神アラーの神聖を侵す事など到底許されないもともとのイスラムの教えにおいて、
神との合一を目指すこの宗派は、異端者として迫害されている ー テヘラ二アン博士が信じていた派)
汎神論においては、一切のものは神の顕現である、あるいは、世界における神の内在や偏在が強調される。
注;()の部分は私が追加しました。

英語の pantheism (パンセイズム)は、ギリシア語の pan(全て)と theos(神)の合成語で、文字どおり
「全ては神」で、「神は全て」を意味する。

つまり神と一切万物(または宇宙・世界・自然)とが同一であるとする思想であるが、一口に汎神論といっても
さまざまな形態がある。
一方では「神が全てである」ことを強調する無宇宙論 (acosmism) があり、他方では「森羅万象が神である」
ことを強調する汎宇宙論 (pancosmism) がある.
後者の立場は一種の唯物論に通じ、神の非人格性が顕著であるため無神論的とされる場合がある。ドイツの
哲学者K・C・F・クラウゼは、万物を神の内包と捉える万有在神論 (panentheism) を主張した。

以上

深く注意しなければならないのは、これらの思想は、とても大聖人の仏法に酷似しているため、違いをみつける
のが難しく、私のいるこの国ではほとんどの新会員は、こういう思想と大聖人の仏法を混同しています。
この見解の中において、(神)を(法ー 実相)と置き換え、(宇宙、自然、一切のもの)を(諸法ー 個々の生命)
と置き換えると、全ての生命には尊厳されるべき仏界(神)が内包されているという、仏教の基本教義と等しくなる
からです。諸法即実相の原理です。