投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 7月26日(火)02時44分5秒
せんにちあま、ごぜごへんじ
らいもんつづみ、ごしょ
しっぴつ、 けんじ、さんねん。55さい、p1315。

ぜにいっかんもん、ほしいいいっと、しゅじゅのいものたまそ、うらいおわんぬ、ほとけに、つちのもちいをくようせし、とくしょうどうじは、あそかだいおうとうまれたり。
ほとけに、こんずを、まひらせしろうじょは、ひゃくしぶつとうまれたり、ほけきょうは、じゅっぽうさんぜの、しょぶつのおんしなり。
じゅっぽうのほとけともうすは、とうほうぜんとくぶつ、とうなんほうむうとくぶつ、なんぽうせんだんとくぶつ、せいなんほうほうせぶつ、せいほうむりょうみょうぶつ、せいほくほうかとくぶつ、ほっぽうそうとくぶつ、とうほくほうさんじょうぎょうぶつ、じょうほうこうしゅうとくぶつ、かほうみょうとくぶつなり。
さんぜのほとけと、もうすはかこ、しょうごんこうの、せんぶつ、げんざい、けんこうのせんぶつ、みらい、せいしゅくこうのせんぶつ、ないしけごんきょう、ほけきょう、ねはんきょうなどのだいしょう、ごんじつ、けんみつのしょきょうにつらなりたまへるいっさいのしょぶつ。
じんじゅっぽうせかいの、みじんじゅのぼさつなども、みなことごとく、ほけきょうのみょうのいちじよりしゅっしょうしたまへり。
ゆえに、ほけきょうのけっきょうたる、ふげんきょうにいわく、「ほとけ、さんしゅのみは、ほうとうよりしょうず」とう、うんぬん、ほうとうとは、がっしのことば、かんどには、だいじょうとほんず。
だいじょうともうすは、ほけきょうのななり、あごんきょうは、げどうのきょうにたいすればだいじょうきょう、けごん、はんにゃ、だいにちきょうなどはあごんきょうにたいすればだいじょうきょう、ほけきょうにたいすればしょうじょうきょうなり。
ほけきょうに、すぐれたるきょうなきゆえに、ひとりだいじょうきょうなり。
p1316
れいせば、なんえんぶだい、はちまんよんせんの、くにぐにの、おうおうは、そのくにぐににては、だいおうといい、てんりんじょうおうにたいすればしょうおうともうす。
ないし、ろくよく、しぜんの、おうおうは、だいしょうに、わたる、しきかいのいただきの、だいぼんてんのうひとりだいおうにして、しょうのもんじを、つくることなき がごとし。
ほとけは、こなり、ほけきょうはふぼなり、えたとばひとりのふぼに、せんしありて、ひとりのふぼをさんたんすれば、せんしよろこびをなす、ひとりのふぼをくようすればせんしをくようするになりぬ。
また、ほけきょうを、くようするひとは、じゅっぽうのほとけ、ぼさつを、くようするくどくと、じきおななり、じゅっぽうの、しょぶつは、みょうのいちじより、しょうじたまへるゆえなり。
えたとば、ひとつのししに、ひゃくしあり、かのひゃくし、もろもろのきんじゅうに、おかさるるに、いちのししおうほゆれば、ひゃくしちからをえて、もろもろのきんじゅう、みな、こうべしちぶにわる。
ほけきょうはししおうのごとし、いっさいのけもののいただきとす、ほけきょうのししおうをたもつにょにんは、いっさいのじごく、がき、ちくしょうなどの、ひゃくじゅうに、おそるることなし。
たとえば、にょにんの、いっしょうのあいだの、おんつみは、もろもろの、ほしくさのごとし、ほけきょうの、みょうのいちじは、しょうかのごとし、しょうかを、しゅそうにつき、ぬれば、しゅそうやけほろぶるのみならず、たいぼく、たいせきみな、やけうせぬ。
みょうのいちじの、ちかもって、かくのごとし、しょざいきゆるのみならず、しゅうざいかへりて、くどくとなる、どくやくへんじて、かんろとなる、これなり。
たとえば、くろうるしに、おしろいをいれぬれば、はくしょくとなる、にょにんの、おんつみは、うるしのごとし、なむみょうほうれんげきょうの、もんじは、おしろいのごとし、ひとは、りんじゅうのとき、じごくにおつるものは、こくしょくとなるうえ、そのみ、おもきこと、ちびきのいしのごとし。
ぜんにんは、たとひ、しちしゃく、はちしゃく、のにょにんなれども、いろくろきものなれども、りんじゅうに、いろへんじてはくしょくとなる、また、かろきこと、がもうのごとし、やわらかなる、こと、とろめんのごとし。
さどのくにより、このくにまでは、さんかいをへだてて、せんりにおよびそうらうに、にょにんのおんみとして、ほけきょうを、こころざしましますによりて、としとしに、おっとを、おつかいとして、おんとぶらいあり、さだめて、ほけきょう、しゃか、たほう、じゅっぽうのしょぶつ。
そのみこころを、しろしめすらん、えたとば、てんげつは、よんまんゆじゅん、なれども、だいちのいけには、しゅゆに、かげうかび、らいもんのつづみは、せんまんり、とおけれども、うちては、しゅゆにきこゆ、おんみは、さどのくにに、をはせどもこころは、このくにに、きたれり。
ほとけになるみちも、かくのごとし、われらは、えどにそうらへども、こころは、りょうぜんにすむべし、おかおをみては、なにかせん、こころこそたいせつに、そうらへ。
いつか、いつか、しゃかぶつの、をはします、りょうぜんえじょうに、まひ、りあひそうらはん。
p1317
なむみょうほうれんげきょう、なむみょうほうれんげきょう、きょうきょう、きんげん。
こうあん、がんねん、のちの、かんなつき、19にち、      にちれん、 かおう。
せんにちあま、ごぜごへんじ、
たいごう 、あぶつぼうの、つま、せんにちあま、 こうぎろく29 かん