2016年7月24日 投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 7月24日(日)01時53分19秒 うえのどの、ごけあまごぜごへんじ。 じごくそくじゃつこう、ごしょ、p1504 しっぴつ しんせつ、ぶんえい、2ねん、ふみつき、44さい。 たいごう なんじょうときみつの、はは。 ごくようのもの、しゅじゅたびおわんぬ、そもそも、うえのどの、しきょののちは、をとづれ、めいどよりそうやらん、きかまほしく、をぼえそうらう、ただし、あるべしとも、をぼへず、もし、ゆめにあらずんば、すがたをみること、よもあらじ、まぼろしにあらずんば、みみえ、たもうこと、いかがそうらはん、さだめて、りょうぜん、じょうどにて、さばのことをば、ちうやに、ききごらんじ、そうやらむ、さいしなどは、にくげんなれば、みさせ、きかせたもうことなし、ついには、いっしょと、をぼしめせ、しょうじょうよよのあいだ、ちぎりし、おとこは、たいかいのいさごのかずよりも、ををくこそ、をはしましそうらいけん、こんどのちぎりこそ、まことのちぎりの、をとこよ、そのゆへは、をとこの、すすめによりて、ほけきょうのぎょうじゃと、ならせたまへば、ほとけと、をがませたまうべし、いきてをはしきときは、しょうのほとけ、いまは、しのほとけ、しょうじともに、ほとけなり、そくしんじょうぶつともうす、だいじのほうもんこれなり、ほけきょうの、だいしに、いわく、「もし、よく、たもつこと、あれば、すなわちぶっしんを、たもつなり」うんぬん。 それ、じょうどというも、じごくというも、ほかには、そうらはず、ただ、われらがむねのあいだにあり、これをさとるを、ほとけといふ、これにまよふを、ぼんぷという、これをさとるは、ほけきょうなり、もし、しからば、ほけきょうを、たもちたてまつるものは、じごくそくじゃっこうと、さとりそうらうぞ、たとひむりょうおくさいの、あひだ、ごんきょうを、しゅぎょうすとも、ほけきょうを、はなるるならば、ただ、いつも、じごくなるべし、このこと、にちれんが、もうすにはあらず、しゃかぶつ、たほうぶつ、じっぽうぶんしんのしょぶつの、さだめをきたまいしなり、されば、ごんきょうを、しゅぎょうするひとは、ひに、やくるもの、また、ひのなかへ、いり、みずに、しづむものなをふちのそこへ、はいるがごとし、ほけきょうを、たもたざるひとは、ひと、みずとの、なかにいたるがごとし、ほけきょう、ひぼうの、あくちしきたる、ほうねん、こうぼうなどを、たのみ、あみだきょう、だいにちきょうなどを、しんじたもうは、なを、ひより、ひのなか、みずよりみずのそこへ、はいるがごとし、いかでか、くげんを、まぬかるべきや、 p1505 とうかつ、こくじょう、むげんじごくの、かこう、ぐれん、だいぐれんの、こおりのそこに、はいりしづみたまはんこと、うたがいなかるべし、ほけきょうの、だいににいわく 「そのひと、みょうじゅうして、あびごくにはいり、かくのごとくてんでんして、むしゅこうに、いたらん」うんぬん。 こ、しょうりょうは、このくをまぬかれたまい、すでに、ほけきょうのぎょうじゃたる、にちれんが、だんななり、きょうにいわく 「たとい、たいかにはいるも、ひもやくこと、あたわず、もし、たいすいに、ただよわされても、そのみょうごうを、となえれば、すなわち、あさきところをえん」また、いわく 「ひも、やくこと、あたわず、みずも、ただよわすこと、あたわず」うんぬん、あらたのもしや、たのもしや、せんするところ、じごくを、そとにもとめ、ごくそつの、てつじょう、あぼうらせつの、かしやくのこゑ、べちにこれなし、この、ほうもん、ゆゆしき、だいじなれども、あまにたいしまいらせて、おしへまいらせん、れいせば、りゅうにょに、たいして、もんじゅぼさつは、そくしんじょうぶつの、ひほうをときたまいしがごとし、これを、きかせたまいてのちは、いよいよ、しんじんを、いたさせたまへ、ほけきょうのほうもんを、きくにつけて、なをなをしんじんを、はげむを、まことのどうしんしゃとは、もうすなり、てんだいいわく、「じゅうらん、にしょう」うんぬん、このしゃくのこころは、あいは、はのときよりも、なをそむれば、いよいよあをし、ほけきょうはあいのごとし、しゅぎょうのふかきは、いよいよ、あをきがごとし。 じごくという、にじをば、つちをほるとよめり、ひとの、しするとき、つちをほらぬもの、そうらうべきか、これを、じごくという、しにんをやく、ひは、むげんのかえんなり、さいし、けんぞくの、しにんのぜんごに、あらそひゆくは、ごくそつ、あぼうらせつなり、さいしらの、かなしみなくは、ごくそつのこゑなり、にしゃく、ごすんの、つえは、てつじょうなり、うまは、めず、うしは、ごずなり、あなは、むげんたいじょう、はちまんよんせんの、かまは、はちまんよんせんの、じんろうもん、いえをきりいづるは、しでのやま、こうしの、かわのほとりにたたずむは、さんずのあいがなり、。べちに、もとむること、はかなし、はかなし、この、ほけきょうを、たもちたてまつるひとは、これをうちかへし、じごくは、じゃっこうど、かえんは、ほうしんにょらいの、ちか、しにんは、ほっしんにょらい、かこうは、だいじひ、いしつの、おうじんにょらい、またつえは、みょうほう、じっそうのつえ、さんずのあいがは、しょうじそくねはんの、たいかい、しでのやまは、ぼんのうそくぼだいの、じゅうざんなり、かく、おんこころえさせたまへ、そくしんじょうぶつとも、かいぶつちけんとも、これをさとり、これを、ひらくをもうすなり、だいばだったは、あびごくを、じゃっこうごくらくと、ひらき、りゅうにょが、そくしんじょうぶつも、これよりほかは、そうらはず、ぎゃくそくぜじゅんの、ほけきょうなればなり、これ、みょうのいちじの、くどくなり。 p1506 りゅうじゅぼさつの、いわく「たとえば、だいやくしの、よくどくを、へんじて、くすりとなすが、ごとし」うんぬん、みょうらくだいし、いわく「あに、がやをはなれて、べちに、じょうじゃくを、もとめん、じゃっこうのほか、べちに、しゃばあるに、あらず」うんぬん、また、いわく。「じっそうはかならず、しょほう、しょほうは、かならずじゅうにょ、じゅうにょは、かならずじゅっかい、じゅっかいは、かならず、しんどなり」うんぬん、ほけきょうにいわく「しょほうじっそう、ないし、ほんまつくきょうとう」うんぬん、じゅりょうほんにいわく「われ、じつに、じょうぶつしてよりこのかた、むりょうむへんなり」とううんぬん、このきょうもんにわれとすもうはじゅっかいなり、じゅっかいほんぬの、ほとけなれば、じょうどに、じゅうするなり、ほうべんぽんにいわく「このほうは、ほういにじゅうして、せけんのそう、じょうじゅうなり」うんぬん、せけんのならひとして、さんぜじょうごうの、そうなれば、なげくべきにあらず、をどろくべきにあらず、そうのいちじは、はちそうなり、はちそうも、しょうじのにじをいでず、かく、さとるを、ほけきょうのぎょうじゃの、そくしんじょうぶつと、もうすなり、こ、しょうりょうは、このきょうの、ぎょうじゃなれば、そくしんじょうぶつ、うたがいなし、さのみ、なげきたまうべからず、また、なげきたまうべきが、ぼんぷのことわりなり、ただし、しょうにんのうえにも、これあるなり、しゃかぶつ、ごにゅうめつのとき、しょだいでしの、さとりのなげき、ぼんぷのふるまひを、しめしたまうか。 いかにも、いかにも、ついぜんくようを、こころの、をよぶほど、はげみたまうべし、ことくのことばにも、しんぢを、くしきにもち、しゅぎょうをば、ろくしきにせよと、をしへたまう、ことわりにもや、そうやらん、このもんには、にちれんが、ひぞうのほうもんかきて、そうらうぞ、ひしさせたまへ、ひしさせたまへ、あなかしこ、あなかしこ。 ふみつき11にち にちれん かおう うえのどのごけあまごぜんごへんじ Tweet