投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 7月20日(水)03時02分19秒
なんじょう、ひょうえしちろう、どのごしょ
こまつばら、ほうなんしょう、いろうしょ、
しっぴつ 、ぶんえい、がんねん、しわす、13にち。43さい、p1493。

ごしょろうの、よし、うけたまわり、そうらうは、まことにてや、そうやらん、せけんの、さだめなきことは、やまいなきひとも、とどまりがたきことに、そうらへば、まして、やまいあらんひとは、もうすにおよばず。
ただ、こころあらんひとは、こうせいをこそ、おもい、さだむべきにてそうらへ、また、こうせいを、おもいさだめんことは、わたしには、かなひがたく、そうらう、いっさいしゅじょうの、ほんしにて、まします、しゃくそんの、おしえこそ、もとには、なりそうらうべけれ。
しかるに、ほとけのおしへ、また、まちまちなり、ひとのこころの、ふじょうなるゆえか。
しかれども、しゃくそんの、せっきょう、ごじゅうねんには、すぎず、さき、よんじゅうよねんの、あいだの、ほうもんに、けごんきょうには、「しんぶつぎゅうしゅじょう、ぜさんむさべつ」、あごんぎょうには、「くくう、むじょうむが」。
だいしつきょうには、「せんじょう、ゆうずう」、だいほんきょうには、「こんどう、むに」、そうかんぎょう、かんきょう、あみだきょうなどには、「おうじょう、ごくらく」、これらの、せっきょうは、みなしょうほう、ぞうほう、まっぽうの、いっさいしゅじょうを、すくはんがためにこそ、とかれはべりけんめ。
しかれども、ほとけ、いかんが、をぼしけん、むりょうぎきょうに、「ほうべんの、ちからをもって、よんじゅうよねんには、いまだしんじつを、あらわさず」と、とかれて 。
さき、よんじゅうよねんの、おうじょう、ごくらくなどの、いっさいきょうは、おやの、せんぱんのごとく、くひかえされて、「むりょう、むへん、ふかしぎ、あそうぎこうを、すぐるとも、ついに、むじょうぼだいを、じょうずることを、えず」と、いゐきらせたまいて、ほけきょうの、ほうべんぽんに、かさねて、「しょうじきに、ほうべんをすて、ただ、むじょうの、みちをとく」と、とかせたまへり。
ほうべんを、すてよと、とかれてはべるは、よんじゅうよねんのねんぶつなどを、すてよと、とかれてそうらう、かうたしかに、くひかへして、じつぎを、さだむるには、。「せそんのほうは、ひさしくして、のちかならず、まさにしんじつを、とくべし」といひ。
「ひさしく、このようを、もくして、いそいで、すみやかに、とかず」などと、さだめられしかば、たほうぶつは、だいちよりわきいでさせたまいて、このこと、しんじつなりと、しょうじょうを、くわへ、じゅっぽうの、しょぶつは、はっぽうに、あつまりて、こうちょうぜつそうを、だいぼんてんぐうに、つけさせたまふ。
にしょ、さんえ、にかい、はちばんの、しゅじょうひとりもなく、これをみそうらいき、これらの、もんを、みそうらうに、ぶっきょうを、しんぜぬ、あくにん、げどうは、さておきそうらいぬ。
ぶっきょうのなかに、はいりそうらいても、にぜん、ごんきょう、ねんぶつなどを、あつくしんじて、じゅっぺん、ひゃっぺん、せんべん、いちまんないしろくまんとうを、いちにちに、はげみて、じゅうねん、にじゅうねんの、あひだにも、なんみょうほうれんげきょうと、いっぺんだにも、
p1494
もうさぬひとびとは、せんぱんについて、こうはんを、もちいぬものにては、そうらうまじきか、これらは、ぶっせつを、しんじたりげには、わがみも、ひともおもいたりげに、そうらへども、ぶっせつの、ごとくならば、ふこうのものなり。
ゆえに、ほけきょうの、だいにに、いわく、「いま、このさんがいは、みなこれ、わがうなり、そのなかのしゅじょうは、ことごとく、これわがこなり、しかもいまこのところはもろもろの、げんなんおおし、ゆいがいちにんのみ、よくくごをなす、またきょうしょうすと、いえども、しかもしんじゅせず」とう、うんぬん。
このもんのこころは、しゃかにょらいは、われらしゅじょうには、おやなり、しなり、しゅなり、われら、しゅじょうのためには、あみだぶつ、やくしぶつなどは、しゅにては、ましませども、おやと、しとには、ましまさず。
ひとり、さんとくを、かねて、おんふかき、ほとけは、しゃかいちぶつに、かぎりたてまつる、おやも、おやにこそよれ、しゃくそんほどの、おや、しも、しにこそよれ、しゅも、しゅにこそよれ、しゃくそんほどの、し、しゅは、ありがたくこそはべれ。
このおやと、しと、しゅとの、せおおを、そむかんもの、てんしん、ちぎに、すてられ、たてまつらざらんや、ふこうだいいちの、ものなり、ゆえに、「すいふく、きょうしょう、にふ、しんじゅ」とうと、とかれたり。
たとひ、にぜんのきょうに、つかせたまいて、ひゃくせんまん、おっこう、ぎょうぜさせたまうとも、ほけきょうを、いっぺんも、なんみょうほうれんげきょうと、もうさせたまはずば、ふこうの、ひとたるゆえに、さんぜ、じゅっぽうの、しょうしゅうにも、すてられ、てんじん、ちぎにも、あだまれ、たまはんか、これいち。
たとひ、ごぎゃく、じゅうあく、むりょうのあくを、つくれるひとも、こんだにも、りなれば、とくどうなること、これあり、だいばだった、おうくつまらなど、これなり。
たとひ、こんどんなれども、つみなければ、とくどうなることこれあり、すりはんどくなど、これなり、われら、しゅじょうは、こんのどんなること、すりはんどくにもすぎ、ものの、いろかたちを、わきまへざること、ようもくのごとし。
どん、じん、ちきわめて、あつく、じゅうあくは、ひびにをかし、ごぎゃくをば、おかさざれども、ごぎゃくに、にたる、つみ、また、ひびにおかす、また、じゅうあく、ごぎゃくに、すぎたるほうぼうは、ひとごとに、これあり。
させることばを、もってほけきょうを、ぼうずるひとは、すくなけれども、ひとごとに、ほけきょうをば、もちゐず、また、もちゐたるやうなれども、ねんぶつらの、やうには、しんじんふかからず。
しんじん、ふかきものも、ほけきょうの、かたきをば、せめず、いかなる、だいぜんをつくり、ほけきょうを、せんまんぶ、よみ、しょしゃ、いちねんさんぜんの、かんどうを、えたるひとなりとも、ほけきょうの、かたきをだにも、せめざれば、とくどうありがたし。
たとへば、ちょうに、つかふるひとの、じゅうねん、にじゅうねんの、ほうこうあれども、きみのかたきを、しりながらそうもせず、わたくしにも、あだまずば、ほうこう、みなうせて、かえって、とがに、おこなはれんが、ごとし。
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とうせの、ひとびとは、ほうぼうのものとしろしめすべし、これに。
ほとけ、にゅうめつの、つぎのひより、せんねんをば、しょうほうともうして、じかいのひと、おおく、とくどうのひとこれあり。
しょうほう、せんねんの、のちは、ぞうほう、せんねんなり、はかいしゃは、おおく、とくどうすくなし、ぞうほう、せんねんののちは、まっぽうまんねんなり、じかいもなし、はかいもなし、むかいのもののみ、くにに、じゅうまんせん。
しかも、じょくせと、もうして、みだれたるよなり、しょうせともうして、すめるよには、じきじょうの、まがれるきを、けづらするやうに、ひをすて、、これを、もちうるなり。
しょう、ぞうより、ごじょく、やうやういできたりて、まっぽうになりそうらへば、ごじょくさかりにすぎて、おおかぜの、おおなみを、おこして、きしを、うつのみならず、また、なみとなみとを、うつなり。
けんじょくと、もうすは、しょうぞう、やうやう、すぎぬれば、わづかの、じゃほうの、ひとつを、つたへて、むりょうの、しょうほうをやぶり、せけんの、つみにて、あくどうにおつるものよりも、ぶっぽうを、もって、あくどうに、おつるもの、おおしと、みへはんべり。
しかるに、とうせは、しょう、ぞう、にせんねん、すぎて、まっぽうに、はいって、にひゃくよねん、けんじょくさかりにして、あくよりも、ぜんこんにて、おおく、あくどうに、おつべきじこくなり。
あくは、ぐちのひとも、あくとしれば、したがはぬ、へんもあり、ひを、みずをもって、けすがごとし、ぜんは、ただ、ぜんとおもふほどに、しょうぜんに、ついて、だいあくの、おこることをしらず。
ゆえに、でんきょう、じかくなどの、しょうせきあり、すたれ、あばるれども、ねんぶつどうに、あらずといひて、すてをきて、そのかたはらに、あたらしく、ねんぶつどうをつくり、かの、きしんの、でんばたをとりて、ねんぶつどうによす。
これらは、ぞうほうけつぎきょうの、もんのごとくならば、くどくすくなしと、みへはべり。
これらを、もって、しるべし、ぜんなれども、だいぜんをやぶるしょうぜんは、あくどうに、おつるなるべし、いまのよは、まっぽうのはじめなり、しょうじょうきょうの、き、ごんだいじょうきょうのき、みな、うせはてて、ただ、じつだいじょうきょうの、きのみあり。
こぶねには、おおいしをのせず、あくにん、ぐしゃは、おおいしのごとし、しょうじょうきょう、ならびに、ごんだいじょうきょう、ねんぶつなどは、こぶねなり。
だいあくそうの、とうじなどは、やまいだいなれば、しょうぢおよばず、まつだい、じょくせの、われらには、ねんぶつなどは、たとへば、ふゆ、たをつくるがごとし、ときがあはざるなり、これ3。
くにをしるべし、くにに、したがって、ひとのこころ、ふじょうなり、たとへば、こうなんのたちばなの、わいほくに、うつされて、からたちとなる。
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こころなき、そうもくすら、ところによる、まして、こころあらんもの、なんぞ、ところに、よらざらん。
されば、げんじょう、さんぞうの、さいいきともうす、もんに、てんじくの、くにぐにを、おおくしるしたるに、くにの、ならいとして、ふこうなるくにもあり、こうのこころある、くにもあり、しんにの、さかんなるくにもあり、ぐちの、おおきくにもあり。
いっこうに、しょうじょうを、もちうるくにもあり、いっこうに、だいじょうを、もちうるくにもあり、だいしょう、けんがくするくにもありと、みへはべり。
また、にいっこう、せっしょうのくに、にいっこう、ちゅうとうのくに、また、こめの、おおきくに、あわなどのおおきくに、ふじょうあり、
そもそも、にほんこくは、いかなるおしえを、ならってか、しょうじを、はなるべきくにぞと、かんがへたるに、ほけきょうに、いわく、「にょらいの、めつごにおいて、えんぶだいのうちに、ひろくるふせしめ、だんぜつ、せざらしむ」とう、うんぬん。
この、もんの、こころは、ほけきょうは、なんえんぶだいのひとの、ための、うえんのきょうなり、みろくぼさつのいわく、「とうほうに、しょうこくあり、ただ、だいきのみあり」とう、うんぬん。
この、ろんの、もんのごときは、えんぶだいのうちにも、ひがしの、しょうこくに、だいじょうきょうの、きあるか、ちょうこうの、きにいわく、「ここの、てんは、とうほくの、しょうこくに、うえんなり」とう、うんぬん、ほけきょうは、とうほくのくにに、えんありとかかれたり。
あんねんわじょうの、いわく、「わがにほんこく、みな、だいじょうを、しんず」とう、うんぬん、えしんの、いちじょう、ようけつに、いわく、「にほん、いちしゅうえんき、じゅんいつ」とう、うんぬん。
しゃかにょらい、みろくぼさつ、すりやそまさんぞう、らじゅうさんぞう、そうじょうほっし、あんねんわじょう、えしんの、せんとくなどの、こころならば、にほんこくは、じゅんに、ほけきょうのきなり。
いっく、いちげなりとも、ぎょうぜば、かならずとくどうなるべし、うえんの、ほうなるがゆえなり、たとへば、くろがねを、じしゃくの、すうがごとし、ほうしょの、みずをまねくににたり。
ねんぶつなどの、よぜんは、むえんのくになり、じしゃくのかねをすわず、ほうしょの、みずをまねかざるがごとし、ゆえに、あんねんの、しゃくに、いわく、「もし、じつじょうに、あらずんば、おそらくは、じたを、あざむかん」とう、うんぬん。
この、しゃくのこころは、にほんこくの、ひとに、ほけきょうにて、なきほうを、さづくるもの、わがみをも、あざむき、ひとをも、あざむくものと、みえたり。
されば、ほうは、かならず、くにをかんがみてひろむべし、かのくにに、よかりしほうなれば、かならず、このくににもよかるべしとは、おもうべからず、。
また、ぶっぽうるふのくにに、おいても、ぜんごを、かんがうべし、ぶっぽうを、ひろむるならい、かならずさきに、ひろめける、ほうのようを、しるべきなり。
れいせば、びょうにんに、くすりをあたふるには、さきに、ふくしたる、くすりのようを、しるべし、くすりと、くすりとが、ゆきあいて、あらそひをなし、ひとをそんずることあり。
ぶっぽうと、ぶっぽうとが、ゆきあいて、あらそひをなして、ひとを、、そんずることのあるなり。
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さきに、げどうのほう、ひろまれるくにならば、ぶっぽうを、もつて、これをやぶるべし、ほとけの、いんどに、いでて、げどうを、やぶり、まとうか、ぢくほうらんの、しんたんに、きたって、どうしを、せめ、じょうぐうたいし、わこくにうまれて、もりやをきりしがごとし。
ぶっきょうにおいても、しょうじょうの、ひろまれるくにをば、だいじょうきょうを、もつてやぶるべし、むじゃくぼさつの、せしんの、しょうじょうを、やぶりしが、ごとし、ごんだいじょうの、ひろまれるくにをば、じつだいじょうをもつて、これをやぶる べし。
てんだい、ちしゃだいしの、なんさん、ほくしちを、やぶりしがごとし、しかるに、にほんこくは、てんだい、しんごんの、にしゅうのひろまりて、いまに、よんひゃくよさい、びく、びくに、うばそく、うばひのししゅう、みな、ほけきょうの、きと、さだまりぬ。
ぜんにん、あくにん、うち、むち、みな、ごじゅってんでんの、くどくをそなふ。
たとへば、こんろんさんに、いしなく、ほうらいさんに、どくなきがごとし、しかるを、この、ごじゅうよねんに、ほうねんといふ、だいほうぼうの、もの、いできたりて、いっさいしゅじょうを、すかして、たまににたる、いしをもって、たまを、なげさせ、いしをとらせたるなり。
しかんの、ごにいわく、「がりゃくを、とうとんで、みょうじゅなりと、もうす」は、これなり、いっさいしゅじょう、いしを、にぎりて、たまとおもふ。
ねんぶつを、もうして、ほけきょうをすてたる、これなり、このことを、もうせば、かえって、はらをたち、ほけきょうのぎょうじゃを、のりて、ことに、むげんのごうを、ますなり、これ5。
ただ、とのは、このぎを、きこしめして、ねんぶつをすて、ほけきょうに、ならせたまいて、はべりしが、さだめて、かへりて、ねんぶつしゃにぞ、ならせたまいて、はべるらん。
ほけきょうを、すてて、ねんぶつしゃと、ならせたまはんは、みねのいしの、たにへころび、そらのあめの、ちにおつると、おぼせ、だいあびじごく、うたがいなし。
だいつう、けちえんのものの、さんぜんじんてんこうを、くおん、げしゅのものの、ごひゃくじんてんをへしこと、だいあくちしきにあいて、ほけきょうを、すてて、ねんぶつらの、ごんきょうに、うつりし、ゆえなり。
いっかの、ひとびと、ねんぶつしゃにて、ましましげにそうらいしかば、さだめて、ねんぶつをぞ、すすめまいらせ、たまいそうやらん。
わが、しんじたることなれば、それも、どうりにては、そうらへども、あくまの、ほうねんが、いちるいに、たぼらかされたるひとびとなりと、おぼして、だいしんじんをおこし、おんもちいあるべからず。
だいあくまは、とうときそうとなり、ふぼ、きょうだいなどに、つきて、ひとの、ごせをば、さわるなり、いかに、もうすとも、ほけきょうを、すてよと、たばかりげに、そうらはんをば、おん、もちいあるべからず、まづ、ごきやうさく、あるべし。
ねんぶつ、じつに、おうじょうすべき、しょうもんつよくば、この、じゅうにねんが、あいだ、ねんぶつしゃ、むげんじごくと、もうすをば、いかなるところへ、もうしいだしても、つめずしてそうらうべきか。
p1498
よくよく、ゆはきことなり、ほうねん、ぜんどうなどが、かきをきて、そうらうほどの、ほうもんは、にちれんらは、じゅうしち、はちのときより、しりて、そうらいき。
このごろの、ひとのもうすも、これにすぎず、けっくは、ほうもんは、かなわずして、よせてたたかひに、しそうらうなり。
ねんぶつしゃは、すうせんまん、かたうどおおくそうらうなり、にちれんは、ただいちにん、かたうどは、ひとりもこれなし、いままでも、いきてそうらうは、ふかしぎなり。
ことしも、しもつき11にち、あわのくに、とうじょう、まつばらと、もうす、おおじにして、さる、とりのとき、すうひゃくにんの、ねんぶつらに、まちかけられて、そうらいて、にちれんは、ただ、ひとり、じゅうにんばかり、もののように、あふものは、わづかに、さんよにんなり。
いる、やは、ふる、あめのごとし、うつたちは、いなずまのごとし、でしひとりは、とうざに、うちとられ、ふたりは、だいじの、てにて、そうらう、じしんも、きられ、うたれ、けっくにて、そうらいしほどに、いかがそうらいけん。
うちもらされて、いままで、いきてはべり、いよいよ、ほけきょうこそ、しんじんまさりそうらへ。
だいよんのまきに、いわく、「しかも、このきょうは、にょらいの、げんざいすら、なお、おんしつ、おおし、いわんや、めつどの、のちをや」、だいごの、まきに、いわく、「いっさいせけん、あだおおくして、しんじがたし」とう、うんぬん。
にほんこくに、ほけきょうを、よみ、がくするひと、これおおし、ひとの、めを、ねらひ、ぬすみなどにて、うちはらるるひとは、おおけれども、ほけきょうの、ゆえに、あやまたるるひとは、ひとりもなし。
されば、にほんこくの、じきょうしゃは、いまだ、このきょうもんには、あわせたまはず、ただ、にちれん、ひとりこそ、よみはべれ、「がふあい、しんみょう、たんしゃく、むじょうどう」、これなり、されば、にちれんは、にほんだいいちの、ほけきょうの、ぎょうじゃなり。
もし、さきにたたせ、たまはば、ぼんでん、たいしゃく、しだいてんのう、えんまだいおうなどにも、もうさせたまうべし。
にほん、だいいちの、ほけきょうの、ぎょうじゃ、にちれんぼうの、でしなりと、なのらせたまへ、よも、はうしんなきことは、そうらはじ、ただいちどは、ねんぶつ、いちどは、ほけきょう、となへつ、ふたごころ、ましましひとの、ききに、はばかりなんど、だにも、そうらはば、よも、にちれんが、で しと、もうすとも、おんもちゐ、そうらはじ、のちに、うらみさせたまうな。
ただし、また、ほけきょうは、こんじょうの、いのりともなりそうらい、なれば、もしやとして、いきさせ、たまいそうらはば、あはれ、とくとくけんざんして、みづから、もうし、ひらかばや、ことばは、ふみにつくさず、ふみは、こころを、つくしがたく、そうらへば、とどめそうらいぬ、きょうきょう、きんげん。
ぶんえい、がんねん、しわす、13にち、にちれん、かおう
なんでうの、しちろうどの
たいごう、 なんじょう、ときみつの、ちち、なんじょう、ひょうえ、しちろう。