2016年7月27日 投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2016年 7月27日(水)12時44分23秒 通報 また、涅槃経には 「今世に悪業を成せば、来世には必ず地獄に堕ちて大苦悩を受けなければならないが、 〝仏・法・僧〟の三宝を供養することによって地獄には堕ちない。 そのかわりに現世にその報いを受けて〝頭と目と背の痛み〟となって現れる(通解)」 (御書一〇〇九頁)とも説かれています。 つまり、今世で正法誹謗の悪業を行えば来世に必ず地獄に堕ちるが、 それを悔い改め、反省してご本尊を信じ、広宣流布の実践に励んでいるなら、 地獄に堕ちるべき悪業の報いを現世で軽く受けることができるという意味です。 止観には 「もし重罪があっても、今世で軽く償う場合には悪業を消滅させるために病気になる」 と説かれています。 そしてそれが〝頭・目・肩・腰の痛み〟などの病気と現れ今世で罪業を消しているのです。 これらの経文や論釈は〝病苦〟という角度から、それを治す原理が明かされたものです。 だから 「信心しているのになぜ病気になるの、なぜすぐに治らないの」と いちいち文句を言わずに、この病気で過去の償い(罪障消滅)をしているのだと思えば良いのです。 信心さえしっかりしていれば、嘆く必要はありません。 Tweet