投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2016年 7月27日(水)08時45分40秒   通報
原理はこれと同じで、大乗教が絶対と思い込んで

法華経に敵対し、法華経よりも勝れているなどの邪見を起こせば、

極めて深刻な諸病を誘発してしまうのです。

それは部分による全体の混乱は、生命の調和を極端に破壊していく方向に導くからです。

ちなみに、涅槃経には阿闍世王の故事が記されていますが、

それによると、提婆達多にそそのかされて悪逆を行った阿闍世王は、その後、
強い後悔の念から熱を出して五十歳になる年の二月十五日に全身に大悪瘡(悪いできもの)ができ、

悪臭を放つため人々が近づくこともできない状態になり三月七日に死ぬと予言されました。

阿闍世王の母がいろんな薬をつけたが、かえって悪瘡が増えるだけで少しも軽くならなかった。

阿闍世王は母に対して

「この悪瘡は心から生じたもので四大の不調和から起こったものではないから、
世間の者がこの病を治せるといってもその道理がない」と言います。

阿闍世王の悪瘡はおそらく今でいえば、末期の皮膚ガンと思われます。

阿闍世王は自分をそそのかした提婆達多が生きながらにして地獄に堕ちたことを知り、
自身の悪業への後悔から仏法に帰依し、仏の慈悲によって救われ、

その後、四十年も寿命をのばして釈尊滅後もおおいに仏法を宣揚し、
第一回の仏典結集の外護の任を果たすなど仏法のために尽くしました。