2016年7月25日 投稿者:JACK 投稿日:2016年 7月25日(月)23時29分26秒 通報 編集済 ――これからは海外主体の活動に専念し、日本の学会そのものは北條会長以下に全面的に任せるということになるわけですね。 池田 そのとおりですし、そうなってもらいたいのが私の念願なのです。 しかし、国内でも、十年以上も行っていないところもあるし、北條体制を守るために日本中を回りたいという気持ちもあるんですよ。 ただ、海外もずいぶん長い間行っていないので、海外が多くなると思います、 そのほうがさまざまな角度からみて大きな効果があると思っているからです。 ――海外訪問の話が出たので、平和の問題について、いくつかおうかがいしたい。 先ほど、近く訪問すると話されたソ連ですが、最近はご存じのように、ソ連の脅威というものが声高にいわれているわけで、こうした状況下で、いま何をしようとしておられるのか。 池田 訪ソの目的は、さっきもいいましたけど、もし、政府要人に会えれば、シベリア、北方領土への墓参を自由にしてもらいたい、といおうと思っています。 また、いま懸案になっている日ソ関係の諸問題について、私は政治家でも財界人でもないけれど、いろいろ話し合いたいという念願もあります。 私はね、どこの国々の指導者もまったく戦争をしたくない、絶対に戦争は損だ、してはならない、こう思っているという前提を信じたいのです。 であるけれども、近年は中性子爆弾の製造まで考えているといわれる。 これじゃ、どうにもやりきれないんです。 そこで、私の持論なんですけど、世界中の大国も小国も、すべての指導者が一同に会して、徹底的に話し合うこと、何日かかってもよいから、これをしてもらいたいと思っているんです。 でもねえ、創価学会のような小さな団体でも、なかなかうまくいかないのですから、全世界となると難しいこととは思いますがね……。 ソ連のことですけど、いまソ連も反日感情が強い。 また日本も反ソ感情は大変なものです。 ですから、いうだけのことはいうつもりです。 Tweet