2016年7月14日 投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2016年 7月14日(木)22時03分17秒 通報 また 「今の念仏者らが〝念仏・禅・律・真言〟等の自分たちの法義を日蓮から 責められて、返答(反論)のしようがないので、結局は部下を使って 日蓮の弟子を殺させ、日蓮の頭に刀で傷をつけ、日蓮を陥れるために 最高権力者に悪口を言って、伊豆、佐渡と二度までも流罪にあわせ、 頸までも斬ろうと策謀し、弟子ら数十人を牢に入れただけではなく、 鎌倉に火を付けて、それを日蓮の弟子の仕業などと触れ回り、 弟子を一人もなく始末してしまおうとしたようなものである(通解)」(同頁) ――これが第三の殺阿羅漢です。 つまり、大聖人から痛烈な指摘と破折をされた諸宗の僧たちは、 大聖人に対して何の反論もできませんでした。 特に良観をはじめとした諸宗の僧たちは、相当悔しかったと思います。 そこで彼らは、陰でひそかに結託して互いに相談し合い、無知な為政者や 大衆をそそのかして、大聖人とその弟子門下を抹殺しようと企てたのです。 これらの迫害が〝殺阿羅漢〟にあたるということです。 私たちで言えば、社会で実証を示そうと懸命に働き、疲れた体をものともせず、 地域のため、同志の幸せのためにと、真面目に活動に取り組む同志が、 先生の指導に反した組織運営を正し、権威主義に陥った幹部を諌め、 勇気を出して声をあげた同志に対して、 役職の権威を利用して理不尽に査問したり、処分したり、 あげくは学会を除名にするような蛮行は、この殺阿羅漢にあたると確信します。 このように大聖人は提婆達多の三逆罪を自身の身に当てはめて、その本質を語りましたが、 さらに同じ三逆罪でもその対象によって罪の軽重があり、 大聖人御在世当時の人々が犯している三逆罪は、 提婆達多が犯した三逆罪に比べて、はるかに罪は重いことを述べられました。 Tweet