投稿者:無冠 投稿日:2016年 7月20日(水)22時12分0秒 通報
全集未収録のスピーチ144編の各抜粋(聖教新聞 2006.5~2010.4)を掲示します。
2007-3-7 【新時代第5回本部幹部会 全国壮年部幹部会】
●大宇宙を味方に
一、きょうは、よく晴れた。富士もよく見える。
絶好の天気である。
春が来た!(大拍手)
ここ八王子をはじめ、第2総東京の婦人部の皆様は、いつも、最高の天候で全国の同志を迎えようと、真心こめて祈ってくださっている。
私は、妻と共に、心から感謝申し上げたい。
ありがとう! ありがとう!(大拍手)
日蓮大聖人は、御書に仰せである。
「日蓮もまた、(正法の力を根底に)この日天子を頼みとして、日本国に立ち向かって数年になる。すでに日蓮は『勝った』という気持ちである」(1146ページ、通解)
諸天を動かし、大宇宙を味方にするような大いなる境涯で、大聖人は大闘争に生き抜かれた。これが、仏法の生き方である。
仏天は、仏意仏勅の学会を厳護している。
きょうの晴天は、完勝の5月3日への、希望の瑞相であると申し上げたい(大拍手)。
●一切が生きる「因果の理法」
「仏法の世界には、少しも無駄がない。因果の理法だから、すべてが生きてくる。
おとぎの世界のようなロマンが光っているのが、仏法の世界なのである。
現実の社会は、一面、残酷である。
どんなに世間の脚光を浴びようとも、心の中は、ギザギザに荒れ、グサグサに傷ついている。そういう葛藤に苦しむ人生もある。
見栄を張ったり、嫉妬したり、嫉妬されたり──それだけでは、本当に無残だ。これが多くの人生の実像かもしれない。
そのなかで、妙法に生きゆく、わが芸術部の皆様方の使命は、不思議であり、大きい。法華経に説かれる「妙音菩薩」のごとく、未来永遠に光り輝いていく。
「無量百干」の功徳と威徳で荘厳されることは、絶対に間違いない。これが、大聖人の仏法である。
●大聖人直結で!
一、わが創価学会は、何の力で勝ってきたか。
「勇気」である。勇気のない人間は、本当に信心があるとはいえない。結局は、ずるいのだ。
そして「忍耐」である。「団結」である。この三つで学会は勝ってきた。これを忘れてはならない。
勇気。忍耐。そして互いが仲良く団結して、守り合っていくことだ。
立場が上だからと威張り、皆を見下げるような人間は、とんでもない。
日蓮大聖人は「異体同心」と仰せである。信心を根本とした団結こそ、御書に仰せの通りの姿なのである。
戸田先生も「『団結第一』でいけ!」と訴えておられた。
「団結」の二字の実践こそが、創価学会を世界的にしたのである。この原理を生涯、忘れないでいただきたい。
今、学会は日本をはじめ全世界に、広宣流布の「創価の旗」を、にぎやかに振り始めている。
これほど発展するとは、だれも、わからなかった。日本だけでも、これだけ多くの人が信心をしている。
宗門など、想像さえしなかっただろう。
それを学会は成し遂げた。大聖人直結だから、実現できたのである。
まさに、広宣流布の大進軍である。
■ 一、戸田先生は、恩師である牧口先生について、「あなた(牧口先生)の慈悲の広大無辺は、わたくしを牢獄まで連れていってくださいました」とまでおっしゃった。
これが「師弟不二」の姿である。
私は、戸田先生に訓練を受けた。ある時は、急遽、先生に呼び出され、深夜から明け方まで、打ち合わせを行ったこともあった。
師匠である戸田先生の指導を、私は弟子として、その通りに実行した。
だからこそ先生は、「大作を見ろ。ここに真実の学会がある。私の精神がある」とまで言ってくださった。
私は、真の師弟の道を壊そうとする、すべての輩と戦ってきた。
●真の勇者とは
青年部の諸君も、正義のためには、先頭に立って、「邪悪な敵」と戦い抜いていく人であってもらいたい。
そして、誠実に行動する同志には、どんなときも、「励ましの声」を贈り続ける、真実の勇者に育っていただきたいのである。
戸田先生は「一切は青年で決まる」と確信しておられた。
「青年部に託すのだ!」
「青年部は恐れるな!」
「やるからには思い切って戦え」との烈々たる恩師の叫びを、私は、後継の青年部の諸君に贈りたい(大拍手)。
■長時間、ありがとう!
とくに海外の皆様、ご苦労さまでした。全国の皆様もお疲れさまです。
皆様のご健康とご多幸を祈ります。お題目を贈ります。
芸術部の皆様も、ありがとうございました。
一生涯、ともどもに、この道を進みましょう! 風邪などひかないように。またお会いしましょう!(大拍手)