投稿者:コモンセンス 投稿日:2016年 4月 1日(金)10時53分45秒   通報
「M木さんは、新聞記事を読むのに、眼鏡は必要ない?」
「まだ、まだ、若いです。先輩と、幾つ違うと思っているんですか。ハ、ハ、ハ」
「じゃあ、読んでみますね。『選挙区で創価学会から支援を受けてきたが、最近、学会幹部から慎重に行動するように言われ、恐ろしい団体と思った』(安倍晋三衆院議員)」と出ています」
「“恐ろしい団体”ですか……。まあ、これが、あの方の本音と×××すか」
「たった数行の記事ですから、これだけで決めつけるわけにはいきません。でも、反学会の“巣窟”だった『四月会』の『緊急フォーラム』で述べた言葉ですから、決して軽く見てはいけないと思っています」
「反学会の盛り上がりの中で、思わず心の奥が晒されてしまった?」
「そんなところでしょう。お父さんが“3・16”に参加されたことから、親近感を持つ人にしてみれば、何か、裏切られたみたいで嫌ですね」
「池田先生とも会って、×××××されているのに……」
「そのことも聞いています」
「そうでしょう」
「“3・16”にお父さんが出席した。縁がある。だから、お子さんの晋三さんも縁が深いのではないか、と、つい、つい、好意的に連想してしまっているわけです」
「それは、そうですね」
「そうなってしまう理由は、実は、“3・16”の儀式の真意というものが、皆に伝わっていないからではないか。私は、常々、思っているんですよ、M木さん」
「真意?……」
「ええ、広布の赤々とした松明が、戸田先生から池田先生にバトンタッチされた。それは学会員なら誰もが知っていることです」
「それとは、違う?」
「むろん、それは、いささかも変わりませんよ。しかし、もう一つ、忘れてならないことがありませんか?」
「もう一つ?」
「戸田先生は、何で、当時の首相、岸さんを総本山に招いたのか、という大事な問題です」
「大事な友人であり、首相でもあったから」
「いえ、M木さん、それが違うのではないか」
「違う?」
「ええ、私、こう思っているんですよ」                 (つづく)