投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2016年 1月17日(日)08時35分20秒   通報
池田先生は『新人間革命・灯台の章』で、日蓮仏法の偉大さと仏道修行の要諦についてこう語っています。

「日蓮大聖人の仏法は『直達正観』、すなわち『直ちに正観に達する』といって、即身成仏の教えです。
大聖人の御生命である御本尊を受持し、題目を唱えることによって、直ちに成仏へと至る、宇宙根源の法です。

深淵な生命哲理を裏付けとして、実践的には、極めて平易ななかに、
一生成仏への真髄が示された、合理的な、全人類救済のための、大法なのであります。

極端な話になるかもしれませんが、釈尊の仏法並びに天台の法門を、テレビに譬えて言うならば、
法華経以前の釈尊の仏法は、テレビを構成する一つ一つの部品といえます。

そして、テレビの組み立て方を示し、全体像を明らかにしたのが法華経です。
さらに、テレビがどんなものかを、理論的に体系づけたのが、天台の法門といえます。

それに対して、日蓮大聖人は、テレビ自体を残されたことになる。それが御本尊に当たります。

もったいない譬えですが、私どもが御本尊を持ったということは、
既に完成した立派なテレビを手に入れたことになります。

部品を組み立てたりしなくとも、理論はわからなくとも、すぐに見ることができる。
しかし、テレビを見るためには、スイッチを入れ、チャンネルを合わせなければならない。

それが、御本尊への信心であり、仏道修行です。具体的な実践で言えば、唱題と折伏です。
それによって、即座に希望の画像を楽しむことができる。これが『直達正観』の原理です」

(二〇一一年六月二十一日 聖教新聞)と明快に述べられています。