投稿者:田舎丼   投稿日:2015年 7月11日(土)06時32分43秒     通報 編集済
【引用】 山本伸一は、戸田という師なくしては、広宣流布もなければ、民衆の幸福も、世界の平和の実現もあり得ないことを、命に感じていた。
事実、日蓮大聖人の御精神は、ただ一人、牧口の弟子・戸田城聖に受け継がれ、広宣流布の未来図は、彼の一念のなかに収められていた。
仏といっても、決して架空の存在ではない。衆生を離れては、仏はあり得ない。
法を弘める人こそが仏使であり、その人を守るなかにこそ、仏法の厳護はある。
それゆえに伸一は、戸田の手駒となり、徹して師を守り抜いてきた。その億劫の辛労を尽くしての精進のなかで、彼は、自らの使命と力とを開花させていった。
そして、戸田の精神を体得し、師の境地に迫っていったのである。
――『人間革命12巻』「新・黎明」p.426
『人間革命(第2版)12巻』「新・黎明」池田大作全集149巻p.585