投稿者:谷川ひろし   投稿日:2015年 6月 3日(水)14時13分23秒     通報

まだまだ、伝えたいことは山ほどありますが、この回をもって一旦「天鼓事件」解説シリーズは終了します。

また別の機会に、ちがうタイトルで紹介していければと思う。

では、最後に池田先生の指導を拝していきたいと思います。

池田先生は、2002(平成14)年8月の関東最高会議でこのようにスピーチ(2002-8-22付SP)しています。
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一、戸田先生は厳命された。
「創価学会に派閥をつくるな。もしか、つくったら、解散する」

さらに、こうも言われた。
「派閥をつくらせてはならない。つくろうとする人間は、学会から出しなさい。
いかなる幹部であろうと、広宣流布を忘れ、自己の名聞名利で、自己の派閥をつくろうとする人間には、
断固として、幹部が団結し、自分勝手な利己主義の輩を追放せよ。

全学会員の目的は広宣流布にある。
ゆえに、いかなる立場の人間であろうと、大切な学会員を子分のように扱い、
自己自身の慢心と威張りをもって仏子を軽んじ、大法流布を忘れた輩は断じて追放せよ。

まったく恐れる必要はない。これが清浄な大法を永遠ならしめる道だからだ」

——————————–(関東最高会議2002-8-22付SP)

池田先生は、創価学会に”派閥を作るな”と厳命されました。
先生がここで“派閥”と呼んでいるのは「広宣流布を忘れた名聞名利のグループ」です。

そして何よりも「幹部による親分・子分の関係」です。

「大切な学会員を子分のように扱い、自己自身の慢心と威張りをもって仏子を軽んじ」ている連中です。

報恩社や金城会、佐藤一派の親分・子分の関係は、まるで宗門の上下関係そのままです。

人を追い落とそうとする人間は、決まってこうした親分・子分の関係が大好きな連中ばかりです。
先生は、こうした連中に対して、

「断じて追放せよ。まったく恐れる必要はない。これが清浄な大法を永遠ならしめる道だからだ」

と、指導されています。

竹岡男子部長は、宿坊の掲示板を敵視していますが、どちらに「道理」があるのでしょう。

宿坊の掲示板が、内部を攪乱する「仏敵掲示板」というなら、青年らしく創価新報で堂々と反論すればいいだけの話だ。
「仏法とは道理なり、道理とは主に勝つものなり」とは、日蓮大聖人の御聖訓――。

全くこの通りで「道理は、必ず主に勝つ」というのが、日蓮大聖人・三代会長の精神であり、
宿坊の掲示板の論客は「道理はこちらにあり」と確信して投稿をしていると思う。

権威・権力をかさにきた連中は、必ず、現証がでると信じているし、実際に過去の歴史においても出ています。

日蓮大聖人の仏法は、不条理な世界にあって、道理を実現しようとする人間が、
最もその偉大さを実感できる宗教ではないのか。

この宿板に参加されている人たちは、
「長い物に巻かれて生きるのを潔しとしない」タイプの人たちばかりだと思う。

日本がダメになったのは、親分・子分の関係の「親分」を恐れて、
言うべき事をいえない意気地なしばかりになってしまったからだと思います。

もっといえば、TPOも考えずに、正論を吐いて、権威・権力からつぶされてしまい、

迫害した人間に「罰が出た時」に、「それ見たことかと喜ぶ」といったレベルの人間ではなく、

もっと賢く、迫害してきた人間をも救っていき「皆が勝者になる社会」を実現できるような、
聡明で、実行力のある人間が、今ほど、待ち望まれている時はないと思います。