投稿者:谷川ひろし   投稿日:2015年 5月22日(金)09時18分7秒     通報

新規のところに自動販売機を設置すれば、それに対して報奨金が出る。
その報奨金は業界でベンダー設置料と言われている。

ベンダー設置料は設置される場所の所有者である会社に正規に払われることもあれば、
紹介者に現金で払われる場合、あるいは商品券で払われる場合もある。

業界の通例として、紹介者に商品券あるいは裏金が払われるケースが多いとのことである。
ところで創価学会の主要会館の場合、ベンダー設置料が表で払われたなら、いくらぐらいが妥当な金額であろうか。

業界の人に聞いたところ、あれほどの人が集まる場所なら四十万円から六十万円くらいは払われ、
小さな会館でも十万円は払われるであろうとのことであった。

伊藤園よりベンダー設置料は創価学会に払われのであろうか。その確認をしていただきたい。

全国の会館は約一〇〇〇会館ある。
そのうちの半分程度入れたとして、ベンダー設置料を仮に三十万円とした場合、ベンダー設置料の合計は約一億五〇〇〇万円になる。
公明正大な取引として、その金は当然創価学会の会計に入るべきと思うが、事実はどうだろうか。

もし、ベンダー設置料が入っていないというのであれば、それに見合った代償があったであろうか。
たとえば聖教新聞に伊藤園の広告が掲載されたであろうか。

証人喚問騒ぎは平成七年秋頃であったが、それより今日まで、
聖教新聞に掲載された伊藤園の広告は総額いくらであったのか。

それを調査すれば、昨年十二月二十七日の東京区長会で
「浅見副会長を誹謗中傷する文書が一部の地域に出回っている。内容は全くの事実無根である。魔の跳梁である」と
公式発表されたことが、それこそ「事実無根」であることが明白となる。

そもそも「天鼓一号」を発表したのが昨年十二月二十日。
その間、東京を離れた所で重大な会議が続いたのに、
いつ、どのようにして浅見を詮議し、実不実を見極めたというのであろうか。

たった七日間で事実を見極めることができるほど、根の浅い事件ではない。

日蓮大聖人は章安大師の文を引いていわく
「慈無くして詐り親しむは是れ彼が怨なり能く糾治せんは是れ護法の声聞真の我が弟子なり」
(「開目抄下」二三六貢)

この事件は仏意仏勅の団体の中における師弟の絆を違える重大な事件である。

よって「事勿れ主義」に堕することなく、真撃に調査され処断されることを心より望むものである。
明日につづく

この点からすれば、浅見副会長が伊藤園ルートに接触したことはあながち的外れではないのだが、
本来、軍使として毅然たる態度で交渉に臨まなくてはならない者が二千万円の裏金を要求したのでは、
いかに会館に伊藤園の自動販売機を置くと利益誘導しても、単に侮りを買うだけであった。

その証拠に、このルートでの工作が何ら効果を上げなかったのは前号に触れたとおりである。

日蓮大聖人は佐渡流罪中、次のように仰せになっている。
「日蓮が御免を蒙らんと欲するの事を色に出す弟子は不幸の者なり、敢えて後生を扶く可らず、各各此の旨を知れ」
(「真言諸宗違目」一三九貢)

この日蓮大聖人の御心を拝するならば、創価学会を代表して交渉を行っているのに私欲に溺れ、
政財界の嘲笑を買った浅見副会長は愚かの一言につきるし、大聖人在世の臆病な弟子にも劣る。

浅見副会長は大局を考えていないばかりか、味方を売り師匠を辱め、小金をつかむ餓鬼畜生である。
全国の会館事務長らは浅見副会長らが各会館に自動販売機を押し付けた事情を知っているだけに「天鼓」の文を読み、皆心得している。