2015年2月6日 投稿者:田原薫 投稿日:2015年 2月 6日(金)18時32分35秒 通報 編集済 2008年5月20日 創価学会の谷川佳樹副会長は 元公明党委員長の矢野絢也らを相手に民事訴訟を提訴した。 谷川副会長は、こう語っている。「もとより『週刊新潮』の記事は、事実無根の悪質な捏造記事である。矢野の本性を、法廷の場で白日の下に明らかにし、厳然たる決着をつけてまいりたい」 事の経緯は、こうである。 ●2007年12月21日、矢野絢也と「週刊現代」が全面敗訴 矢野は昨年12月21日、公明党の3人の元国会議員が「週刊現代」の中傷記事をめぐって訴えていた名誉毀損訴訟で全面敗訴した。 東京地裁は、被告の矢野と現代側に対し、総額660万円の賠償金の支払い(内330万円につき矢野が連帯)と謝罪広告の掲載を命じる判決を下したのである。 矢野側は控訴した。しかし一審の判決は、元国会議員側が提出した録音データという「動かぬ証拠」に基づく厳正な判断であり、容易に覆すことは難しいと思われる。 ●2008年5月12日、矢野絢也が学会幹部らを相手に賠償請求訴訟 このような、にっちもさっちもいかない状況下にあった5月12日、矢野は、学会幹部らを相手に賠償を求める民事訴訟を提起した。さらに矢野は、この提訴を報じた「週刊新潮」誌上で、学会幹部を誹謗中傷し、名誉を毀損した。 これに対し、記事で名指しされた谷川副会長が今回、新潮側と矢野を相手に損害賠償を求めて提訴したものである。 Tweet