投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2014年12月 5日(金)15時17分53秒  

私たちに置き換えて考えても、この客の反論は納得できます。

もし主人から、「今の学会員は道理に暗く、法の正邪の区別がつかない会員や、正邪に迷っている会員が多い。組織の言うことは絶対に正しい、まちがいはないと、ただ盲目的に信じて自分では何も考えない。御書や池田先生の指導をわきまえず、教学を研鑽することも、学会の歴史を知ることも無関心になり、日蓮大聖人の精神や池田先生の思想を護る志がない」と言われたらどうでしょう。

当然、客と同じように、「日蓮正宗が、大聖人の精神を失いかけたとき、牧口先生が命を懸けて守り、それ以来、創価学会は三代に亘る会長を先頭に、日蓮仏法を全世界に興隆させたではないか。
多くの会館を全国に建立し、今や政権与党の政治家から万民にいたるまで、日々、御本尊を拝し、勤行・題目を唱えている。そして多くの本部職員が誕生し、池田先生の思想をまとめる仕事をして守っている。御書や先生の指導を学ぶ伝統の教学試験も実施し、今日まで伝えている。
それなのに、日蓮大聖人の教えを破り、汚し、仏法僧の三宝を廃し、学会に仏法がないとは、誰が言えるのか。

もし、その証拠があるなら、詳しくその理由を聞きたい」といって怒るのは当然です。

ちなみに『仏法僧の三宝』を簡単に説明すると、仏宝とは「主師親の三徳をそなえられた仏」
法宝とは「その仏の説いた教法」、僧宝とは「伝持の人」ということです。

「三宝を廃す」とは、それが滅びるという意味です。