投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2014年12月 5日(金)15時06分16秒  

一九六〇年(昭和三十五年)五月三日――。
第二十二回春期本部総会を兼ねた『第三代会長就任式』で、池田先生は、「若輩ではございますが、本日より、戸田門下生を代表して、化儀の広宣流布を目指し、一歩前進への指揮をとらせていただきます」と挨拶しました。

法体の広宣流布は、日蓮大聖人お一人の戦いが中心でしたが、化儀の広宣流布は、大聖人のご遺命のままに、その使命に目覚めた無数の民衆の手によって、実現されていくものです。
なぜなら、主権は民衆の側にあるからです。

現実の社会に「人類の幸福と世界の恒久平和(広宣流布)」を実現する行動こそ、大聖人の志向された仏法実践の精神があります。

創価学会が、その社会的意義を「平和を守り、人間文化の興隆にある」と定義し、信頼と相互の尊厳を基調として、その実現を目指して行動しているのも、立正安国の哲理と精神を社会に具現化していくためです。

一人の人間に「人間革命」を促し、社会を浄化し、正しい社会観と人間観を持った人びとが協力し合い、励まし合う姿を築くのも、また、宇宙のリズムを正し、国土に恵みと潤いをもたらすのも、私たち会員の使命と責任だと思います。

またそれが、師匠の厳命でもあります。