2014年11月9日 【原点】池田先生指導 投稿者:河内平野 投稿日:2014年11月 9日(日)09時55分58秒 原点を忘れてはならない。 戸田先生のあの「大闘争心」「学会精神」を永遠に失ってはならない。 人の心を打つ。 感動させる。 芸術だけではない。 宗教も、この《心をとらえる》事実なくして広まらない。 心から納得できる話と、心から安心し、信頼できる人間の絆がなければ、支持されるわけがない。 まして、多様にして激変を続ける社会であり、世界である。 広宣流布を少しでもやる気があるのなら、この道理に気づかぬはずがない。 広布を進めないどころか、進めている人を迫害し、前進を妨げる。 それでは、大聖人の御遺命は、いったいだれが実現するのだろうか。 友人であるソ連の作家アイトマートフ氏は、学会が仏法を世界に弘めた歴史を讃嘆され、 「これまで、だれにもできなかったことです。 まさに『新思考』で、難解な仏教の教えを、わかりやすく世界の民衆の心に入れた。 すばらしいことです。この道以外に広まるはずがありません」 と語っておられた。 多くの海外の人、また一流の人の目には、真実は鮮やかに見えている。 「出発点とゴールを一致させる人。その人を、私は幸福者と呼ぶ」 という言葉がある。 中途でコースから脱落しては、栄冠はない。 最後が大事である。 幸福の総仕上げのゴールへ完走しなければ、それまでのせっかくの努力が水の泡となってしまう。 学会という「母なる大地」で発心し、育った皆さまである。 一生涯、この人間愛の世界を大切にし、この広布前進の世界で生きぬいていただきたい。 そして「時は偉大な作家」であることを、みずからの「すばらしき人生」で、晴れやかに証明していただきたい。 そうした、皆さまの幸せだけが、私の切なる願いであり、祈りである。 【第一回中国総会 平成三年三月九日(全集七十六巻)】 Tweet