【時の大切さ】池田先生指導
投稿者:河内平野 投稿日:2014年11月 9日(日)09時54分53秒

「時は偉大な作家なり」。
このことは、広布の戦いにおいて、いよいよ真実である。

視野が狭ければ、何が正義かもわからない。
長い目で見ることだ。そうすれば正邪の本質が見えてくる。

あの《言論問題》も、いわゆる《政教分離》も、《正信会》の追放も、反逆者の《正体露見》も、今となっては、す
べて意味があった。

もし、何事も起こらなければ、どうなっていたか。
悪侶や、それと結んだ悪人たちに、いいように攪乱されていたであろう。
取り返しがつかなくなるところであった。
それらがあったから、皆、救われた。
私はそう思うが、どうだろうか。

とともに、先を見つめながら、一切に耐え、戦いぬいた人の栄光は、いかばかりであろうか。
今のあらゆる戦いも同じである。
必ず後になって、《本当によかった》と感謝されることは間違いない。

立つべき時に立たねば、真の人間とは言えない。
大聖人の門下とは言えないであろう。

悪を放置しておいては、後輩があまりにもかわいそうである。
どれほど皆が苦しむか。

「まことの時」。
今が、その「時」である。
私どもは進む。
大聖人の仰せのとおりの道を行く。

絶対に正義であるゆえに、恐れないし動じない。
そんな必要は微塵もない。
一切は「時」とともに明らかとなろう。

御本仏が私どもの最大の味方であられる。
勝利しないはずがない。
安心して戦っていただきたい。

【第一回中国総会 平成三年三月九日(全集七十六巻)】