投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2014年12月 5日(金)15時04分13秒   通報

その前に確認しておきたいことは、
牧口先生は「行き詰まったら原点に返れ」との指導を残されました。

また、明治の思想家である内村鑑三氏も
「経済の背後に政治あり、政治の背後に社会あり、社会の背後に道徳あり、
道徳の背後に宗教あり。宗教は始めにして経済は終わりなり」
(「内村鑑三所感集」岩波文庫)と述べています。

創価学会の運動理念は「立正安国論に始まり、立正安国論に終る」です。
御書には「仏弟子等必ず仏法を破るべし」との戒めがあります。

これは、例外なく創価学会にも当てはまる最重要の教訓です。

創価三代の師匠と共に、無名の庶民が心血を注いで築いた世界最大の創価学会。

この偉大な学会から「師子身中の虫」を絶対に出さないために、
私たち会員も、原点を見つめ直し、謙虚な心で「主人・客」の対話を通し、
一度、客側に立って「主人」の話に耳を傾けたいと思います。

そうすることによって、何が見えてくるか、それを皆様とともに考えていきたいと思います。

立正安国論には、
「観れば、夫れ二離・璧を合せ、五緯・珠を連ぬ。
三宝も世に在し、百王未だ窮まらざるに、此の世早く衰え、其の法何ぞ廃れたる。
是れ何なる禍に依り、是れ何なる誤りに由るや」(一七頁)

――よくよく考えてみれば、太陽も月も星も、なんの変化もなくきちんと運行し、
仏法僧の三宝も世の中に厳然とある。(八幡大菩薩)も百代の王を守護すると誓ったというのに、
いまだ百代にならないが、この世は早くも衰えてしまい、王法はどうして廃れてしまったのか。
これはいかなる過失から生じたものであり、いかなる誤りによるのでしょうか――とあります。