投稿者:おはよう 投稿日:2018年 5月27日(日)10時59分28秒   通報 編集済
前回、永● SGI-USA前理事長の私への言葉を通して、「SGI-USA 執行部は、「昭和54年問題」について、完全に、原田創価学会執行部追従の立ち位置にある」ことを述べました。それだけでも、今や、極悪「SGI-USA 執行部」です。

では、SGI-USA 執行部は、2017年11月18日施行の「創価学会会憲」(世界広布の最高規範)には、どう云う立ち位置にあるのでしょうか。
私は、同「会憲」が、2017 年 9月 1日SGI常任理事・理事会で承認・制定された時点で、SOKAnet 上で全文を読み、「これはひどい、日本の会長の権限が絶大、その独裁を縛る条文なし、SGI 会長は日本の会長の下」と気付きました。この「会憲」全文は、その英訳も、後に、SOKAnetに掲載されました。その一部を、転載しますと:

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「創価学会会憲」“Soka Gakkai Constitution” (SOKAnet)

(三代会長)第3条 2.「三代会長」の敬称は「先生」とする。

Article 3-2: The honorific title of each of the “Three Founding Presidents” shall be “Sensei”.
(創価学会インタナショナル)(Soka Gakkai International)

第11条 この会は、この会の国際的機構として、創価学会インタナショナル(以下「SGI」という)を置く。 2. SGIに、SGI会長を置く。

Article 11: This organization shall have the Soka Gakkai International (SGI) as an international body. 2. The SGI shall have an SGI President.

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私は、「会憲」制定の時点で、「これはひどい。この制定にSGI-USAは、どう関与しているのか。SGI-USA内部での事前の協議はあったのか、等」と、すぐに、Zone 壮年部長に質問を送りましたが、返答なしでした。最重要の質問は:
(質問)「最近、創価学会の最高法規としての「創価学会会憲」が制定されました。この「会憲」の条項を、そのまま適用すると、組織上、SGIは、正式に、創価学会の一部(下部組織)であり、SGIの会長(現 池田大作SGI会長)は、創価学会全体を司る原田会長の下に位置することになります。師匠が、弟子の下に位置すると云うことがあり得るでしょうか。この状態を認めることは、師弟を否定することになりませんか。」
さて、2017年9月28日、私への「査問」の時点で、永● SGI-USA前理事長は、予め、私のこの質問を知っていたはずですが、この質問には一切答えず、
(永● 前理事長)「私は、「会憲」を了承した「SGI常任理事会」に出席していた。」「この「会憲」制定の目的は、先生がご健在なうちに、全SGI が、永遠に、三代会長の教えを規範とし、異体同心で前進する実証をお見せすることにある。
かつて、スペインの野口とか、ガーナのアソマニ、等の反逆者の例がある。最近では、セルビアの前理事長。個人的にも、知っているが、とんでもない人物である。除名になった後、元日蓮正宗改革僧と結託して、御本尊をばらまいている。こう云うことを防がねばならない。」
これが、「創価学会会憲」についての、SGI-USA最高幹部の見解です。原田執行部の追従そのものです。要するに、組織の秩序が第一です。そのために、大恩ある師を排除しています。「昭和54年問題」の繰り返しです。
私の先の質問に、敢て答えるとなると、「先生のご境涯では、どちらが上で、どちらが下とかのご執着は、おありになりません。」と云うかもしれません。

宮川雄法氏が、原田会長に「池田先生を再び会長に、と云う考えはないのか」と詰問した折、原田会長は、顔をこわばらせながら、「先生のご境涯では、名誉会長とか、会長とかのご執着は、おありになりません。」(趣意)と答えたとのお話を思い出します。師を尊敬するようにみえ、これはほど、師を貶める考えはありません。
ところで、SGI-USA では、この「会憲」についての報道はほとんどありません。2018年 1月19日 “WT” に、2017 年 11月 10日、大聖堂で行われた「創価学会会憲」署名式についての表面的な記事が載っただけです。それも、実に二ヶ月遅れです。とにかく、組織管理の内実を、会員に知られたくないのが本音でしょう。私の、「会憲」についての問題提起が、除名処分の一つの理由となったことは、容易に察せられます。