投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 8月 4日(木)02時35分46秒
にちげんにょ、ぞうりゅう、しゃかぶつくようのこと、
しっぴつ 、こうあん、さんねん、きさらぎ、ふつか。59さい、p1187。

おんまもり、かきてまいらせ、そうらう、さんがいのあるじ、きょうしゅしゃくそん、いったい、さんずんの、もくぞうぞうりゅうの、だんな、にちげんにょ、ごくようの、おふせ、さきに、にかん、いまいっかんうんぬん。
ほけきょうの、じゅりょうほんに、いわく、「あるいは、こしんを、とき、あるいはたしんをとく」とううんぬん、とうほうの、ぜんとくぶつ、ちゅうおうのだいにちにょらい、じっぽうのしょぶつ、かこのしちぶつ、さんぜのしょぶつ。
じょうぎょうぼさつなど、もんじゅしり、しゃりほつなど、だいぼんてんおう、だいろくてんの、まおう、しゃくだい、かんにんおう、にってん、がってん、みょうじょうてん、ほくとしちせい、にじゅうはちしゅく。
ごせい、しちせい、はちまん、よんせんの、むりょうのしょせい、あしゅらおう、てんじん、ぢじん、さんじん、かいじん、たくじん、りじん、いっさい、せけんのくにぐにの、あるじとあるひと、いずれか、きょうしゅしゃくそんならざる。
てんしょう、だいじん、はちまん、だいぼさつも、その、ほんちは、きょうしゅしゃくそんなり、れいせば、しゃくそんは、てんのいちげつ、しょぶつ、ぼさつなどはばんすいに、うかべるかげなり。
しゃくそん、いったいを、ぞうりゅうするひとは、じっぽうせかいの、しょぶつを、つくりたてまつるひとなり、たとへば、こうべをふれば、かみゆるぐ、こころはたらけば、みうごく、おおかぜふけば、そうもくしづかならず。
だいち、うごけば、たいかいさはがし、きょうしゅ、しゃくそんを、うごかしたてまつれば、ゆるがぬ、そうもくやあるべき、さわがぬ、みずやあるべき。
いまの、にちげんにょは、さんじゅうしちの、やくとうんぬん、やくともうすは、たとえば、さいにはかど、ますにはすみ、ひとには、つぎふし、かたには、よすみのごとし、かぜは、ほうよりふけば、よはく、かどよりふけばつよし、やまいは、にくよりおこれば、なおしやすし、ふしよりおこればなおしがたし。
いえには、かきなければ、ぬすびといる、ひとには、とがあれば、てき、たよりをうく、やくと、もうすは、ふしぶしのごとし、いえに、かきなく、ひとにとがあるがごとし、よき、ひやうしをもって、まほらすれば、ぬすびとをからめとる、ふしのやまいを、かぬて、ちすれば、いのちながし。
いま、きょうしゅ、しゃくそんを、ぞうりりゅう、したてまつれば、げじょが、たいしを、うめるがごとし、、こくおうなお、このおんなを、うやまひ、たもふ、いかにいわんや、だいじんいかをや。
、だいぼん、てんのう、しゃくだい、かんにんおう、にちがつなど、このにょにんを、まもりたもう、いわんや、だいしょうのじんぎをや。
むかし、うでんだいおう、しゃかぶつを、ぞうりゅうしたてまつりしかば、だいぼんてんのう、にちがつなど、もくぞうを、らいしに、まいりたまいしかば、もくぞう、といていわく、「われを、くようせんよりは、うでんだいおうを、くようすべし」とう、うんぬん、ようげんおうの、がぞうのしゃくそんを、かきたてまつりしも、またまた、かくのごとし、ほけきょうにいわく、「もし、ひと、ほとけのためのゆえに、もろもろの、ぎょうぞうを、こんりゅうす、かくのごとき、しょにんなど、みな、すでに、ぶつどうをじょうじき」うんぬん。
p1188
もんのこころは、いっさいの、にょにん、しゃかぶつを、つくりたてまつれば、げんざいには、ひび、つきづきの、だいしょうのなんを、はらひ、ごしょうには、かならずほとけに、なるべしと、もうすもんなり。
そもそも、にょにんは、いちだい、ごせん、しちせんよかんの、きょうきょうに、ほとけにならずと、きらはれまします、ただ、ほけきょうばかりに、にょにん、ほとけになると、とかれてそうらう。
てんだい、ちしゃだいしの、しゃくにいわく、「おんなにきせず」とう、うんぬん、しゃくのこころは、いっさいきょうには、にょにん、ほとけにならずとうんぬん、つぎしもにいわく、「こんきょうは、みなきす」と、うんぬん。
いまの、ほけきょうにこそ、りゅうにょ、ほとけになれりと、うんぬん、てんだい、ちしゃだいしと、もうせしひとは、ほとけ、めつどののち、いっせん、ごひゃくねんに、かんどともうす、くにに、いでさせたまいて、いっさいきょうを、じゅうごへんまで、ごらんあそばして、そうらいしが、ほけきょうより、ほかのきょうには、にょにん、ほとけにならずとうんぬん。
みょうらくだいしと、もうせしひとの、しゃくに、いわく、「いちだいに、たえたるところなり」とう、うんぬん、しゃくの、こころは、いっさいきょうに、たえたる、ほうもんなり。
ほけきょうと、もうすは、ほしのなかのつきぞかし、ひとのなかのおうぞかし、やまのなかの、しゅみせん、みずのなかの、たいかいのごとし、これほど、いみじきみきょうに、にょにん、ほとけになると、とかれぬれば、いっさいきょうに、きらはれたるに、なにか、くるしかるべき。
たとえば、、ぬすびと、ようち、ごうとう、こつじき、かつたいに、きらはれ、たらんと、くにの、だいおうに、ほめられたらんと、いずれか、うれしかるべき。
にほんこくと、もうすは、にょにんのくにと、もうす、くになり、あまてらす、おおみかみと、もうせし、めがみのつきいだし、たまえるしまなり。
この、にほんには、おとこ、じゅうきゅうおく、きゅうまん、よんせんはっぴゃく、にじゅうはちにん、めは、にじゅうきゅうおく、きゅうまん、よんせん、はっぴゃくさんじゅうにんなり。
この、なんにょは、みな、ねんぶつしゃにて、そうらうぞ、みなねんぶつ、なるがゆえに、あみだぶつを、ほんぞんとす、げんせの、いのりも、また、かくのごとし。
たとい、しゃかぶつを、つくりかけども、あみだぶつの、じょうどへ、ゆかんとおもいて、ほんいのようには、おもいそうらはぬぞ、なかなか、つくりかかぬには、をとりそうらうなり。
いま、にちげんにょは、こんじょうの、いのりのやうなれども、きょうしゅ、しゃくそんを、つくりまいらせ、たまいそうらへば、ごしょうも、うたがいなし。
にじゅうきゅうおく、きゅうまん、よんせんはっぴゃく、さんじゅうにんのにょにんのなかの、だいいちなりと、おぼしめすべし、くわしくは、またまた、もうすべくそうらう、きょうきょうきんげん。
こうあん、にねん、つちのと、う、きさらぎ、ふつか、                にちれん、かおう、
にちげんにょ、ごへんじ
たいごう 、しじょう、きんごのつま。