投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 8月 4日(木)02時30分57秒
げんおん、りゅうちょうごしょ
しっぴつ こうあんにねん、はずきじゅうごにち ごじゅうはちさい。
または しっぴつ こうあんがんねん、はずき  ごじゅうしちさい。
ぜに、いちかんもん、たまいて、よりもとが、まいらせ、そうらうとて、ほけきょうの、ごほうぜんに、もうしあげて、そうらう、さだめて、とおくは、きょうしゅしゃくそん、ならびに、たほう、じっぽうの、しょぶつ、ちかくは、にちがつの、きゅうでんに、わたらせ、たもうも、ごしょうらん、そうらいぬらん、さては、ひとのよに、すぐれんとするをば、けんじん、しょうにんと、をぼしきひとびとも、みなそねみ、ねたむことに、そうらう。
いわうや、つねのひとをや、かんおうの、おうしょうくんをば、さんぜんのきさき、これをそねみ、たいしゃくの、きゅうじゅうきゅうおく、なゆたの、きさきは、きょうしかを、ねたむ、さきの、ちゅうしょおうをば、をののみやの、おとど、これを、ねたむ、 きたのの、てんじんをば、ときひらの、おとど、これをざんそうして、ながし、たてまつる、これらをもて、をぼしめせ、にゅうどうどのの、みうちは、ひろかりし、うちなれども、せばく、ならせたまい、きうだちはおおく、わたらせ、たもう、うちの、としごろの、ひとびと、あまたわたらせ、たまへば。
いけの、みず、すくなくなれば、さかな、さわがしく、あきかぜ、たてば、とり、こずえを、あらそうように、そうらうことに、そうらへば、いくそばくぞ、みうちの、ひとびと、そねみ、そうやらんに、たびたびの、おおせをかへし、よりよりの、みこころに、たがはせ、たまへば、いくそばくの、ざんげんこそ、そうやらんに、たびたびの、ごしょりょうを、かへして、いま、また、しょりょう、たまはらせ、たもうと、うんぬん、これほどのふしぎは、そうらはず、これ、ひとえに、いんとくあれば、ようほうありとは、これなり。
わがあるじに、ほけきょうを、しんじさせまいらせんと、をぼしめす、みこころの、ふかきゆえか、あじゃせおうは、ほとけの、おんあだなりしが、ぎばだいじんの、おすすめに、よって、ほけきょうを、ごしんじありて、だいを、たもちたもう、 みょうしょうごんのうは、ふたりのみこの、おすすめによって、じゃけんを、ひるがへし、たもう、これまた、しかるべし、きへんの、おすすめによって、いまは、みこころも、やわらがせたまいてや、そうやらん、これ、ひとえに、きへんの、ほけきょうの、ごしんじんの、ふかきゆえなり。
ねふかければ、えださかへ、みなもと、とおければ、ながれながしと、もうして、いっさいの、きょうは、ねあさく、ながれちかく、ほけきょうは、ねふかく、みなもと、とをし、まつだい、あくせまでも、。つきず、さかうべしと、てんだいだいし、あそばしたまへり、このほうもんに、つきしひと、あまた、そうらいしかども、をほやけ、わたくしの、だいなん、たびたび、かさなり、そうらいしかば、いちねん、にねんこそ、つきそうらいしが、のちのちには、みな、はあるいはをち、あるいは、かへりやをいる、 あるいは、、みは、をちねども、こころをち、あるいは、こころは、をちねども、みは、をちぬ。 p1181――――――
しゃかぶつは、じょうぼんおうの、ちゃくし、いちえんぶだいを、ちぎょうすること、はちまんよんせん、にひゃくじゅうの、だいおうなり、いちえんぶだいの、しょおう、こうべを、かたぶけんうえ、みうちに、めしつかいし、ひと、じゅうまんおくにん、なりしかども、じゅうくの、おんとし、じょうぼんおうきゅうを、いでさせたまいて、だんとくせんに、はいりて、じゅうにねん、そのあいだ、おとものひと、ごにんなり、いわゆる、くりんと、あびと、ばつだいと、じゅうりき、かしょうと、くりたいしとなり、この、ごにんも、ろくねんともうせしに、ふたりは、さりぬ、のこりの、さんにんも、のちの、ろくねんに、すてたてまつりて、さんぬ、 ただし、ひとり、のこりたもうて、こそ、ほとけには、ならせ、たまいしか、ほけきょうは、また、これにも、すぎて、ひと、しんじがたかるべし、なんしん、なんげ、これなり、また、ほとけのざいせよりも、まっぽうは、だいなんかさなるべし、これを、こらへん、ぎょうじゃは、わが、くどくには、すぐれたること、いちこうとこそ、とかれてそうらへ。
ぶつめつどご、にせんにひゃく、さんじゅうよねんに、なりそうらうに、がっし、いっせん、よねんがあいだ、ぶっぽうを、ぐつうせるひと、でんきにのせて、かくれなし、 かんど、いっせんねん、にほんななひゃくねん、また、もくろくに、のせて、そうらいしかども、ほとけのごとく、だいなんに、あえるひとびと、すくなし、われも、しょうにん、われも、けんじんとは、もうせども、きょうめつどごの、きもんに、あえるひと、ひとりも、そうらはず、りゅうじゅぼさつ、てんだい、でんぎょうこそ、ぶっぽうの、だいなんに、あえるひとびとにては、そうらへども、これらも、ぶっせつには、およぶことなし、これすなわち、よのあがり、ほけきょうの、ときに、うまれ、あはせ、たまはざる、ゆえなり。
いまは、ときすでに、のちのごひゃくさい、まっぽうの、はじめなり、ひには、さつきじゅうごにち、つきには、はつきじゅうごやに、にたり、てんだい、でんぎょうは、さきに、うまれたまへり、いまより、のちは、また、のちぐへなり、たいじん、すでにやぶれぬ、よとうは、もののかずならず、いまこそ、ほとけのしるし、をきたまいし、のちのごひゃくさい、まっぽうのはじめ、きょうめつどごの、ときにあたりて、そうらへば、ぶつご、むなしからずば、いちえんぶだいのうちに、さだめてしょうにん、しゅつげんして、そうやらん、しょうにんの、いずるしるしには、いちえんぶだい、だいいちの、かっせんをこるべしと、とかれて、そうらうに、すでに、かっせんも、おこりてそうらいに、すでに、しょうにんや、いちえんぶだいの、うちに、いでさせたまいて、そうやらん、きりんいでしかば、こうしを、しょうにんとしる、りしゃ、なって、しょうにん、いでたもうこと、うたがいなし、ほとけには、せんだんのきをひて、しょうにんとしる、ろうしは、にごのもんを、ふんでしょうにんとしる、まつだいの、ほけきょうの、しょうにんをば、なにを、もってか、しるべき、きょうに、いわく「のうせつ、しきょう、のうじ、しきょうのひと、すなわち、にょらいの、つかいなり」はちかん、いっかん、いっぽん、いちげのひと、ないし、だいもくを、となうるひと、にょらいの、つかいなり、 しちゅうじゅう、すてずして、だいなんを、とをすひと、にょらいの、つかいなり。 p1182 ――――――
にちれんが、こころは、まったく、にょらいの、つかいにはあらず、ぼんぶなるゆえなり、ただし、さんるいの、だいおんてきに、あだまれて、にどの、るなんに、あへば、にょらいのおんつかいに、にたり、こころは、さんどくふかく、いっしんぼんぶにて、そうらへども、くちに、なむみょうほうれんげきょうと、もうせば、にょらいの、つかいに、にたり、かこをたずぬれば、ふきょうぼさつに、にたり、げんざいを、とぶらうに、かとうじょうがしゃくに、たがうことなし、みらいは、とうけいどうじょう、うたがいなからんか、これを、やしなはせ、たもうひとびとは、あに、じょうどに、どうこするのひとに、あらずや、ことおおしと、もうせども、とどめそうらうこころをもて、はからせたもうべし。
ちごの、そらう、よくなりたり、よろこびそうらうぞ、また、だいしんあじゃりの、しきょのこと、まつだいの、ぎば、いかでか、これにすぐべきと、みなひと、したを、ふりそうらうなり、さにて、そうらいけるやらん、さんみぼうが、こと、さうしろうが、こと、このことは、あたかも、ふけい、ふけいと、もうしあひて、そうらう、にちれんが、ししょうをば、まかせ、まいらせてそうらう、まったくほかの、くすしをば、もちいまじく、そうらうなり。
にちれん かおう  しじょうきんご、どの