投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 8月 2日(火)02時36分25秒
しじょうきんごどのごへんじ  とのおかしょ
しっぴつ こうあんさんねん、かんなづき、ようか。ごじゅうきゅうさい。   p1193
とのおかより、こめおくりたびそうらう、ことし、しちがつ、うらぼんくの、そうぜんにしてそうらう、じしのそう、りょうぜんのちょうしゅう、ぶっだ、しんめいも のうじゅ、ずいきしたもうらん、つきせぬこころざし、れんれんのおとぶらい ことばをもってつくしがたし。
なにとなくとも、とののことは、ごしょうぼだい、うたがいなし、なにごとよりも、ぶんえい、はちねんのごかんきのとき、すでにさがみのくに、たつのくちにて、くびきられんとせしときにも、とのはうまのくちについて、かちはだしにてなき かなしみたまいしこと まことに、ならば、はらきらんとの けしきなりしをば、いつのよにか、おもいわするべき。
それのみならず、さどのしまに、はなたれ、ほっかいのゆきのもとに、うもれ、ほくさんのみねの、やまおろしに、いのちたすかるべしとも、をぼへず、としごろのどうほうにも、すてられ、ふるさとへかえらんことは、たいかいのそこの、ちびきのいしのおもひして、さすがに、ぼんぷなれば、ふるさとのひとびとも、こいしきに、ざいぞくの、みやずかえ、ひまなきみに、このきょうを、しんずることこそ、けうなるに、さんがをしのぎ、そうかいをへて、はるかにたずね きたりたまいし、こころざし、こうじょうに、ほねをくだき せつれいに、みをなげしひとびとにも、いかでかおとり、たまうべき。
また、わがみは、これほどに、うかびがたかりしが、いかなりけることにてや どうじゅういちねんのはるのころ、しゃめんせられて かまくらに、かえりのぼりけむ、つらつら、ことのこころをあんずるに、いまはわがみに、あやまちあらじ、あるいは、いのちにおよばんとし こうちょうには、いずのくに、ぶんえいには、さどのしま、かんぎょうさいさんにおよべば、るなんちょうじょうせり、ぶっぽうちゅうおんの かいせきをもみには、はや、まぬがれぬらん。
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しかるに、いまさんりんに、よをのがれ みちをすすまんとおもいしに ひとびとのことば、さまざまなりしかども、かたがたぞんずる、むねありしに、よりて、とうこく、とうざんにはいりて すでに、しちねんのしゅんじゅうを、おくる、また、みのちぶんをば、しばらくおきぬ ほけきょうの、かたうどとして、なんをしのび きずをこうむることは かんどのてんだいだいしにもこえ にちいきのでんきょうだいしにも すぐれたり、これは、ときのしからしむるゆえなり、わがみ ほけきょうのぎょうじゃならば、りょうぜんのきょうしゅ、しゃか、ほうじょうせかいの、たほうにょらい、じっぽうぶんしんの、しょぶつ、ほんげのだいし、しゃっけのだいぼさつ、ぼん、しゃく、りゅうじん、じゅうらせつにょも さだめて、このみぎりにおはしますらん、みずあれば、さかなすむ、はやしあれば、とりきたる、ほうらいさんには、ぎょくおおく まりさんには、せんだんしょうず、れいすいのやまには、こがねあり、いまこのところも、かくのごとしぶつぼさつの、すみ、たまう、くどくじゅの、みぎりなり、おおくのつきひをおくり どくじゅし、たてまつるところの ほけきょうの、くどくは、こくうにもあまりぬべし、しかるをまいねん たびたびのごさんけいには、むしのざいしょうもさだめて、こんじょういっしょうに、しょうめつすべきか、いよいよはげむべし、はげむべし。
にちれん かおう
しじょうなかつかささぶろうさえもんどのごへんじ