投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2016年 8月 1日(月)03時17分33秒
おうしゃじょうのこと、
しっぴつ 、けんじ、2ねん、うつき12にち。55さい、p1137。

ぜに、いっかんごひゃくもん、たびそうらいおわんぬ、しょうもうのこと、くわしく、うけたまわってそうらうびこと、よろこびいってそうらう。
たいかのことは、にんのうきょうの、しちなんのなかの、だいさんのかなん、ほけきょうの、しちなんのなかには、だいいちのかなんなり。
それ、、こくうをば、つるぎにてきることなし、みずをば、ひ、やくことなし、しょうにん、けんじん、ふくにん、ちしゃをば、ひ、やくことなし。
れいせば、がっしに、おうしゃじょうともうす、だいじょうは、ざいけ、きゅうおくまんけなり、しちどまで、たいか、をこりて、やけほろびき、ばんみんなげきて、とうぼうせんとせしに、だいおうなげかせたもうことかぎりなし。
そのとき、けんじんありていわく、しちなんのたいかと、もうすことは、しょうにんのさり、おうのふくの、つくるときをこりそうらうなり。
しかるに、このたいか、ばんみんをば、やくといえども、だいりには、ひちかづくことなし、しんぬ、おうのとが、にはあらずばんみんのとがなり、されば、ばんみんのいえを、おうしゃとごうせば、ひかみ、なにをそれて、やくべからずともうせしかば、さるへんもとて、おうしゃじょうとぞ、なづけられしかば、それより、かさいとどまりぬ、されば、だいかほうのひとをば、たいかは、やかざるなり。
これは、こくおうすでにやけぬ、しんぬ、にほんこくのかほうのつくる、しるしなり、しかるに、このくには、だいほうぼうのそうらが、ごうじょうに、いのりりをなして、にちれんを、こうぶくせんとするゆえに、いよいよ、わざはひきたるにや。
そのうえ、なともうすことは、たいをあらわしそうらうに、りょうかぼうと、もうす、ほうぼうのしょうにん、、かまくらじゅうの、じょうげのしなり。
いっかは、みにとどまりて、ごくらくじ、やけて、じごくでらとなりぬ、また、いっかは、かまくらにはなちて、ごしょ、やけそうらいぬ。
また、いっかは、げんせのくにを、やきぬるうえに、にほんこくの、していともに、むげんじごくにおちて、あびのほのおに、もえそうらうべき、せんぴょうなり。
ぐちのほっしらが、ちえあるものの、もうすことをもちいそうらはぬは、これていに、そうらうなり、ふびんふびん、さきざきおんふみまいらせそうらいしなり。
おんうま、のがいて、そうらへば、また、ともびきして、くりげなる、うまをこそ、まうけてそうらへ、あはれ、あはれ、みせまいらせそうらはばや。
なごえのことは、これにこそ、おおくの、しさいどもをば、きこえてそうらへ、あるひとの、ゆきあひて、りぐのほうもんじさんしけるを、さむざむに、せめてそうらいけると、うけたまわりそうらう。
p1138
また、にょうぼうの、おんいのりのこと、ほけきょうをば、うたがひまいらせ、そうらはねども、ごしんじんや、よはくわたらせたまはんずらん。
にょほうに、しんじたるようなるひとびとも、じつには、さもなきこととも、これにてみてそうらう、それにも、しろしめされてそうらう、まして、にょにんの、みこころ、かぜをばつなぐとも、とりがたし。
おんいのりの、かないそうらはざらんは、ゆみのつよくして、つるよはく、たち、つるぎにて、つかうひとの、おくびょうなるやうにて、そうらうべし。
あへて、ほけきょうの、おんとがにては、そうらうべからず、よくよく、ねんぶつと、じさいとを、われもすて、ひとをも、ちからのあらんほどは、せかせたまへ。
たとへば、さえもんどのの、ひとに、にくまるるがごとしと、こまごまと、りおんものがたりそうらへ、いかに、ほけきょうを、ごしんようありとも、ほけきょうのかたきを、とわり、ほどには、よもおぼさじとなり。
いっさいのことは、ふぼにそむき、こくおうにしたがはざれば、ふこうのものにして、てんのせめをかうふる、ただし、ほけきょうの、かたきになりぬれば、ふぼ、こくしゅのことをも、もちひざるが、こうようともなり、くにのおんを、ほうずるにてそうらう。
されば、にちれんは、このきょうもんを、みそうらいしかば、ふぼ、てをすりて、せいせしかども、しにて、そうらいし、ひと、かんだうせしかども、かまくらどのの、ごかんきを、にどまで、かほり、すでに、くびとなりしかども、ついに、をそれずして、そうらへば、いまは、にほんこくの、ひとびとも、どうりかと、もうすへんもあるやらん。
にほんこくに、、こくしゅ、ふぼ、ししょうの、もうすことをもちいずして、ついに、てんのたすけを、かほるひとは、にちれんより、ほかは、いだしがたくや、そうらはんずらん。
これより、のちも、ごらんあれ、にちれんを、そしるほっしばらが、にほんこくを、いのらば、いよいよ、くにほろぶべし。
けっく、せめのおもからんとき、かみいちにんより、しもばんみんまで、もとどりを、わかつ、やっことなり、ほぞをくう、ためしあるべし。
ごしょうは、さてをきぬ、こんじょうに、ほけきょうの、かたきとなりしひとをば、ぼんてん、たいしゃく、にちがつ、してん、ばっし、たまいて、みなひとに、みこりさせたまへと、もうしつけてそうらう。
にちれん、ほけきょうのぎょうじゃにて、あるなしは、これにて、ごらんあるべし、かう、もうせば、、こくしゅらは、このほっしの、をどすとおもへるか、あへて、にくみては、もうさずだいじだいひの、ちからむげんじごくの、、だいくを、こんじょうに、けさしめんとなり。
しょうあんだいし、いわく、「かれがために、あくをのぞくは、すなわちこれ、かれがおやなり」とう、うんぬん、かうもうすは、こくしゅの、ふぼ、いっさいしゅじょうの、
ししょうなり、ことごとおおくそうらへども、とどめそうらいぬ。
p1139
また、むぎのはくまい、いちだ、はしかみ、おくりたびそうらい、おわんぬ。
けんじ、がんねん、きのとい、うづき、12にち、
にちれん、 かおう、
しじょう、きんごどのごへんじ、
たいごう、 しじょうきんご。