投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2017年 3月 7日(火)03時19分29秒   通報
桜の城 嵐の「4・24」 2/5

この日、私は、十九年間にわたって務めた、創価学会第三代会長を退き、名誉
会長となった。

全国の、いや、全世界の同志は、その発表に、愕然として声をのんだ。

その背後には、悪辣なる宗門の権力あり、その宗門と結託した反逆の退転者

たちの、ありとあらゆる学会攻撃があった。

なかんずく、私を破壊させようとした、言語に絶する謀略と弾圧であった。
正義から転落した、その敗北者たちは、今でも、その逆恨みをはらさんと、
卑劣な策略を続けている。これは、ご存じの通りである。

御聖訓には、随所に説かれている。
「法華経の行者は、諸々の無智の人のために必ず 悪口罵詈等の迫害を受ける」
(趣旨、御書一四〇ページ等)と。

広宣流布の大闘争のゆえに、「悪口罵詈」されるのが、真の法華経の行者とい

えるのである。さらに「佐渡御書」には、「賢人・聖人は、罵詈して試みるもの
である」(通解、御書九五八ページ)と。

真実の信仰者は、罵詈され、讒言され、嘲笑されて、初めてわかる。

畜生のごとき坊主らの暴圧による、わが友たちの苦悩を、悲鳴を、激怒の声を
聞くたびに、私の心は血の涙に濡れた。心痛に、夜も眠れなかった。

私は、健気な創価の同志を守るため、一心不乱に、僧俗の和合の道を探り続け
た。しかし、後に退転した、ある最高幹部の不用意な発言から、その努力が、
いっさい水泡に帰しかねない状況になってしまったのである。

それは、最初から、学会破壊を狙っていた仮面の陰謀家どもの好餌となった。
坊主らは、狂ったように「責任をとれ」と騒ぎ立てた。
私は苦悩した。