投稿者:信濃町の人びと 投稿日:2017年 2月26日(日)00時15分10秒   通報
随筆 新・人間革命2
常勝の前進・岡山 (1999年6月18日)

御書に「仏と提婆とは身と影とのごとし生生にはなれず」と仰せである。

仏意仏勅の創価学会であるがゆえに、学会を狙う、提婆達多のごとき大悪人、退転者が出現することは必然である。

戸田先生は、退転者の本質的な傾向性について、それはそれは厳しく指摘されていた。

「彼らは、ともかく、臆病である。慢心である。ずる賢き、策略家であり、嘘つき、虚栄家である。

しかも、信頼する幹部のなかから増上慢になって出てくる場合が多いものだ。偉くしてもらいながら、傲慢になり、信心がわからなくなって、最後は、暗き心と化して、反逆者となって狂い始める。

大聖人の御入滅後も、当時の最高幹部であった五老僧は、『我賢し』と思って、日興上人の正法正義に従わず、退転していった」と。

さらにまた、

「学会は獅子である。外からは倒されない。怖いのは、内から腐らせる『獅子身中の虫』だ。もしも、そういう邪悪な輩が現れたなら、断固、戦え! 断固、叩き出せ!」

とは、牧口会長の叫びであった。戸田会長の厳しき叱咤であった。