投稿者:信濃町の人びと 投稿日:2016年 5月30日(月)13時34分36秒   通報
池田大作全集99巻
第五十五回本部幹部会、全国青年部幹部会 (2005年12月8日)

■今も来世も師弟不二の闘争を

さて、仏の別名に「(魔軍の攻撃に打ち勝った)勝者」とある。「絶対に負けない」というのが仏である。「絶対に勝つ」「断じて勝ってみせる」

――これが仏である。仏法を持った皆さん方が負けるわけはない。いかなる障魔も、醜い陰謀も、断じて打ち破っていける。絶対に勝っていけるのである。
戸田先生の時代も苦難の連続であった。相次ぐ事業の挫折。獄中闘争で病んだ先生のお体は限界に近かった。そのなかで、私は、一人立ち上がり、戸田先生をお守りした。全財産、全青春、全生命を、師匠である戸田先生に捧げた。これが私の永遠の誇りである。

仏法の究極は「師弟」である。「師弟不二」である。「仏法を持つ」ということは「師弟不二」に生きぬくということである。「師弟、師弟」と口先では何とでも言える。しかし現実は、そんな簡単なものではない。私は本当に、全生命を賭して、戸田先生をお守りした。師匠をお守りすることが、広宣流布を守り、創価学会を守り、愛する同志を守ることになると知っていたからだ。

戸田先生と私は、深き心で結ぼれていた。亡くなられた今も、そして、来世も、再来世も、私は戸田先生と一緒である。それが「仏法の師弟」の甚深の法則である。