投稿者:あやちゃん 投稿日:2016年 9月 6日(火)22時02分48秒   通報
聖教新聞 昭和50年(1975年)7月17日(木)10面 掲載
政治路線は変わらず
公明、対共産姿勢で見解
…………………………………………………

公明党は16日午前、東京・南元町の党本部で緊急中央執行委員会を開き、毎日新聞の連載企画で行った池田会長と日本共産党の宮本委員長との〝人生対談〟に関する見解をまとめた。これは同対談をめぐって、創価学会と共産党および公明党について種々の報道がなされ、その中にいろいろな憶測や誤った認識もあることからまとめたもので、同日午後二時から、院内で竹入委員長が次のように明らかにした。
一、わが党は現行憲法の優れた三原理(平和・人権・民主)を共産党が将来ともに堅持するか否かの論点について、疑惑を払拭するに至っていない。したがって、わが党は共産党に対し、政権共闘の対象として考えられないとの従来から決定された路線は変わらない。
一、科学的社会主義に対して、宗教的立場からの対応と、政党次元での対応とがすべてにおいて一致するとは限らない。特に宗教者の場合、共産主義というイデオロギーのなかに宗教存立か否かという問題があるだけに、宗教と共産主義との共存という問題は、原理的にマルクス・レーニン主義が人間主義であるべきだ、との期待があると思われる。
共産党に関する会長の発言は、諸勢力が平和と幸福を理想と掲げながらも、無用の抗争に明け暮れる傾向を憂い、宗教者の立場から見解を述べたもので、公明党の政治路線の展望を語ったものではない。
会長もその点については、十分理解して憲法論争の意義を肯定している。
一、池田会長が人類の平和と幸福のために、宗教者としての次元で平和の根本たる人間の信頼関係を築こうとしているその精力的な行動に敬意を表する。
今回の会長発言はそのような立場での配慮があっての発言と理解し機会があれば、詳しく懇談し、相互の理解をより一層深いものにしたいと考えていた。昨日(15日)、その機会があったので話し合い、会長もお互いにその真意を十分に理解することができた。会長も、党に対し、全面的に一層の支援を約した。
以上申し上げた見解は党員、学会員はもとより、広く国民に理解してもらえると確信している。公明党は政教分離の貫徹、開かれた国民政党の路線を堅持し国民の期待にそって、より一層の戦いをしなければならないと決意を新たにしている。