【創価思想の永遠性と偶像化】3/8 投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2016年 6月 5日(日)12時07分43秒

まず序品第一のなかで弥勒菩薩は、釈尊の現した瑞相を見て

「今、師匠は神通変化の姿を現した。いったいどのような因縁によってこの瑞相があるのだろうか。
そして今、師匠は三昧に入られた。これは不可思議で稀有のことである。
この事の意味を誰に聞けばいいのか。誰がこの疑問に答えられるだろう」、

そしてまた

「文殊師利菩薩はこれまで過去の無量の諸仏に供養してきたのだから、
きっとこの稀有の様相を見たであろう。まさに彼に問うべきだ」といって、

弥勒は会座に集う大衆の疑問も含め代表して文殊師利に質問します。

「文殊師利よ、どのような因縁があって仏は瑞相である神通の相を現されたのか。
師匠が偉大な光明(眉間の白毫の光)を放って東方の一万八千の国土を照らし、
すべての仏の国土が荘厳であることが見えたというのはどういう意味なのでしょうか」と。

弥勒にこう問いかけられた文殊師利は何と答えたのでしょうか。

それは

「私が思うには、今こそ仏は大法を説き、大法の意義を説くでしょう。というのは、
私が過去の諸仏においてこのような瑞相を見た時、諸仏はこの光を放ち終わってから大法を説かれました。

だから今、釈尊が光を現されたのも、過去の諸仏と同様に一切世間が信じ難い法を
衆生に聞かせ、知らせたいと思うからこそ、この瑞相を現されたのです」と答えます。

そして文殊師利は過去の諸仏(過去仏)の例として日月灯明如来(仏)の存在を示しました。