投稿者:信濃町の人びと 投稿日:2016年 2月18日(木)06時35分54秒   通報

プラトンは述べている。

「徹底的にどうしようもなく道を踏みはずした悪人に対しては、怒りをあらわにすべきである」(「法律」森進一・池田美恵・加来彰俊訳『プラトン全集』13所収、岩波書店)

どうしようもない悪人には「怒り」をぶつけよ!――学会の精神も、これである。プラトンと同じである。

日蓮大聖人は「瞋恚は善悪に通ずる者なり」と仰せである。

悪に怒りを燃やすのは「善」なのである。「燃え上がる怒り」がなくなったら、もはや「正義」の心はない。心は死んでいる。死んだ心に、功徳もない。喜びもない。幸福もない。

怒りの炎を燃やして「戦闘」する! 「叱咤」する! 「攻撃」する! 「追撃」する! これこそが仏法であり、正しき人間の道である。

草創の学会は、悪と徹底して″ケンカ″した。「戦闘精神」が、みなぎっていた。

しかし「最近は青年部が、おとなしくなった。婦人部の上のほうの幹部の中にも、貴婦人みたいに気どっている人がいる。むしろ年配の多宝会の人たちほど元気だ。青年のようだ」――こう言う人もいる。

二十一世紀へ、もう一回、本当の「学会精神」を燃え立たせましょう!(拍手)

池田大作全集90巻
第38回本部幹部会、第10回東北総会 (1999年10月7日)