投稿者:河内平野 投稿日:2014年 8月30日(土)11時35分35秒 返信・引用

***関西最高協議会 平成三年十月十七日(全集七十九巻)より****

「地涌の義」といわれるが、時が来れば、民衆のなかから、地域や社会に深く根を下ろした人材が出現する。

使命を自覚し、広布を推進していく。これは、不思議というしかない。

社会の大多数は、いわゆる「庶民」である。
その民衆が、押し付けられた宗教的権威には何の実体もなく、かえって自分たちを搾取し、苦しめる存在にすぎないと見抜いた時、偉大な変革が始まる。

いつの時代の、いかなる宗教であれ、「改革」を必要とする場合の主要テーマは、
つねに
「目覚めよ、民衆」
「反省せよ、聖職者」なのである。

しかし、権威によって立つ聖職者が、みずから目覚めて自己を変革することは、歴史的に見てもきわめてむずかしい。

まず、民衆が自覚し、目覚めることである。
正義によって「眼」を開いた、民衆の勇敢な前進があってこそ、大聖人が教えられた偉大な宗教革命の夜明けが始まる。

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