2015年3月20日 投稿者:河内平野 投稿日:2015年 3月20日(金)14時47分0秒 通報 人間よりも金――多くの宗教がそうなっている。日顕宗が典型である。それを邪教と言う。 必ずや、日蓮大聖人からお叱りを受ける。三世十方の仏菩薩に見放される。 そして衰亡の一途をたどっていくことは間違いない。人間個人においても同じである。 トインビー博士いわく。 「第三に、キリスト教徒たちは、自分たちの支持者を増やそうという野心ではなく、 私心を捨てて、ただ、キリスト教の教えのままに大衆の面倒を見た」と。 創価学会も、同じである。何の野心もない。野心など、持ちようもない。 ただただ「民衆を幸せにしよう」「日本の国を立派な文化国家にしよう」「世界を平和にしよう」という崇高な精神である。 仏教の真髄の教えの通りに、ひたすら実践してきたのが、学会員の皆さまである。 御本仏の御精神と一体なのである。 広宣流布はやらねばならない。 民衆を断じて幸福にしていくためには、前進する以外にない。 難に耐え、苦労に耐え、一切に耐えながら、人を救っていく以外にない。 これが仏法者の精神である。 トインビー博士は、こう結論する。 「キリスト教が大衆の心を勝ち得たのは、要するに、どんな競争相手の宗教よりも、 また、どんな政府や役所よりも、『大衆のために尽くした』からである」 つまり、当時の大衆にとっての唯一の希望は、キリスト教であった。 政府でも、政治家でも、経済家でもなかった。 こういう草創期の基盤の上に、キリスト教は次の時代に一気に広まり、「集団改宗の時代」を迎えていくのである。 ″新しき世紀″への基盤を、こうやってつくったのである。 (以上の観点については、『トインビー著作集4 一歴史家の宗教観』深瀬基寛・山口朔約、社会思想社など参照) 創価学会は、大衆に尽くし抜いてきた。今も尽くしている。 だから、大衆の心をつかんだ。これ以上に強いものはない。 「大衆に尽くしたから、勝った」――これが鉄則である。 諸君は、この歴史の教訓を、一生涯、忘れないでいただきたい。きょう、諸君に教えたいのは、この一点である。 Tweet