投稿者:信濃町の人びと   投稿日:2015年 3月17日(火)12時23分47秒     通報
「5・3」記念各部協議会 (2006. 4.13)
五老僧を破折する「五人所破抄」に、おいて、日興上人は、こう嘆かれている。
「天台大師に三千あまりの弟子がいたが、章安大師一人だけが、明快に誤りなく、その教えのすべてに通達することができた。伝教大師にも、三千人の弟子がいたが、義真の後は、真実の弟子は無きに等しい。

今、日蓮大聖人は、衆生を末法万年にわたって救済するため、六人の本弟子を定められた。しかしながら、法門は、すでに正と邪の二つ(日興上人と五老僧)に分かれ、門下もまた、一つにまとまることなく分派している。宿習のゆえに、正しい師匠に会えたというのに、その法を正しく持ち伝えている弟子がだれなのかを、わきまえられないでいるのだ」(御書一六一五ページ、通解)

令法久住、広宣流布の正しき継承が、いかに至難の道であるか。わが創価学会は、その仏法史の宿命的な課題に挑み、万代に勝ち栄えゆく永遠の勝利の土台を、今、築きあげているのだ。だからこそ、一つ一つ真剣である。だからこそ、細かなことまで厳格である。だからこそ、すべてを革命していくのである。

日興上人は、大聖人の跡を継がれてから、五老僧と戦い、生涯、大聖人の″正義の旗″を高く掲げられた。その戦いのなかで、日蓮仏法の真髄を明確に示され、真の弟子を鍛えぬいていかれたとも拝される。