投稿者:河内平野  投稿日:2014年12月13日(土)10時32分11秒    通報
向上か、堕落か。
建設か、破壊か。

真実か、謀略か。
人間か、畜生か。

勝利か、敗北か。

憤怒の海の彼方に、崩れざる、永遠に没落なき君の生き抜く天地が見えるはずだ。

外の世界よりも、内の世界は、さらに無量無辺の世界だ。
人生は深い。深く価値を見つめ、価値を活かして進むのだ。

哲学なき人びとは、内面を忘れて、外面だけを追いゆく人生になってしまった。
人生にとって最も大事なのは、内面である。

ビクトル・ユゴーが叫んだ如く、大空より広いものは、人の心である。
真実の道!それは、今、君が歩んでいる道だ。

その道から逃げるな!

決して自分自身を欺くことがあってはならない。
それでは、ただ後悔と不幸の迷路に流されてしまうからだ。

真実の信仰は、苦しい時の神頼みではない。

永遠に生き抜き、永遠に自身の全世界を解放しゆく、自分自身の勝利と幸福のためなのだ。

「御義口伝」には「師子吼」の深き意義が示されている。
「師とは師匠授くる所の妙法」
「子とは弟子受くる所の妙法」
「吼とは師弟共に唱うる所の音声なり」(御書七四八ページ)と。

いい加減な信仰が何だ!
いい加減な宗教が何だ!

いい加減な政治が何だ!
いい加減な脅しが何だ!

君よ、君の信念に、真剣に取り組んでいくことだ。
そこにのみ、天才の如き才幹を発揮する、無量に楽しき自分自身の人生が見えるからだ。

そのなかに詩があり、文学があり、哲学があり、劇があり、勝利の舞があるからだ。

マハトマ・ガンジーは訴えた。
「人間が利己的にして、他人の幸福を顧みざれば、禽獣にも劣っている」
「同胞のために働けば働くほど、人はますます偉大なる者となる」