2014年10月23日 投稿者:河内平野 投稿日:2014年10月23日(木)09時36分48秒 創価学会は、宗教の悪しき権威を一切否定する。 これが、初代・二代会長以来の信念である。 何より、最高にして根本的な「改革者」であられた大聖人の御精神も、ここに脈々と流れていることを強く確信する。 そしてこれこそ、人間がもっとも人間らしく、正しく生きる道であると宣言しておきたい。 またアタイデ氏は、「破門」について、次のように語っておられる。 「宗教のドグマに反対したために追放されたとしても、なんら恐れることはない。 私は『破門』という言葉ほど嫌いなものはない。 破門と聞くと、怒りが込み上げてくる。 破門は一つの価値も生むことはない。 もし、神の名を利用して《地獄に堕ちる》と言うなら、その宗教は、もはや正しい宗教ではない。 神に人を救う力があるなら、神は人を助けるはずだ。 決して地獄に堕としたりはしない。 仏に慈悲があるなら、人を救うはずではないのか。 仏の名を借り、私物化するものがいるとすれば、それはもはや正しい宗教ではなくなってしまった証拠ではないか」――と。 さらに、九十三歳という高齢になっても、休まず戦い続ける同氏に、その「精神」について尋ねたところ、「大事なのは、自分の決意の深さである。自分が決めた仕事を最後まで果たすことである。『世界人権宣言』についても、私は最後の最後まで信念を貫いた」と答えておられたという。 《私には誇りがある。私は勝利者である》との心の鼓動が聞こえてくる。 いかなる世界であれ、最後まで戦い続けた人が「最後の勝利」を手にする。 その原動力は、不屈の「決意」「責任感」であると、氏は結論されている。 【第二十回婦人部幹部会、江戸川・葛飾・足立文化音楽祭 平成三年十二月十四日(全集七十九巻)】 》記 Tweet