2014年10月14日 投稿者:河内平野 投稿日:2014年10月14日(火)09時15分32秒 大うそつき――これこそ「僭聖増上慢」のひとつの特徴である。 卑劣な悪侶の謀略に、大聖人の弟子たちの多くも命に及ぶ迫害を受けた。 学会の受けた、いわれなき悪口・中傷の傷も数知れない。 しかし、私どもは一歩も退かない。 ますます前進の勢いを増すばかりである。 こう、いじめれば、これを出せば、やつらは困るだろう、意気消沈するだろうと、黒い心は、ほくそえんでいたにちがいない。 だが、そうはいかない。 皆、前より元気になってしまった。 意気消沈どころか、意気軒昂そのものである。 学会は絶対に「正しい」ゆえに、難を受ければ受けるほど、「楽しい」「功徳が出る」「張り合いがある」「朗らかになる」「団結していく」――こんな団体は宗教史上にないであろう。 大聖人は、最後に、仰せである。 「仏記に云く此等の悪人は仏法の怨敵には非ず三明六通の羅漢の如き僧侶等が我が正法を滅失せん」(御書一八二頁) ――経文によれば、これらの悪人(仏法を大弾圧した悪逆の王たち)は、仏法の真の怨敵ではない。 それよりも、三明や六神通という神通力をもった聖者のように見える僧侶たちが、わが正法を滅ぼし、失わせるのである――と。 仏法のいちばんの怨敵はだれか――それは、仏法者を迫害する一国の指導者や政治家などではない。 《聖人》然として振る舞い、法を説く高僧である、と。 天魔らが、その身に入った「悪鬼入其身」の高僧が、正法を破壊しようとするのである。 大聖人の仏法を破壊し、広宣流布を破壊する高僧――経文どおりの《仏法の大怨敵》とは、戦わざるをえない。 戦った人の成仏、大福徳も、経文と御書に照らして、絶対に間違いない。 【大学会・渋谷区合同記念総会、県・区代表者会 平成三年十一月九日(全集七十九巻)】 Tweet