2014年10月8日 投稿者:河内平野 投稿日:2014年10月 8日(水)18時43分5秒 通報 戸田先生は、こう指導されている。 「白法隠没というが、釈尊の仏法だけではなく、日蓮大聖人の仏法も七百年にして、まさに隠没せんとしていたのです。 しかし、牧口先生によって、大聖人の御精神は守られ、学会によって、大聖人の仏法はふたたび隆昌した。 じつに不思議なことです。 大聖人が創価学会を召し出だされたのでありましょう。将来のためにも、はっきり断言しておきます。 この学会の信心以外に、大聖人の御心に適う信心などありません。 大御本尊のほんとうの功力もありません」 「仏法の勝負は厳しいぞ。 やがて、すべては明確になる。 学会に敵対するならば、いかなる者であれ、大聖人様が許しませんよ。 その確信がなければ、学会の会長なんてできません。 まあ、ゆっくり見ててごらんなさい。 それにしても自分から学会を出ていくなんて、あまりにも愚かなことです。 あとでどんなに悔やんでも悔やみきれん。 上役と喧嘩して会社をやめても、収入の道を断たれるだけで、その苦しみは一時的なものです。 しかし、学会に敵対したらそうはいかんよ。 生々世々にわたって福運の道を断ち、苦しみ抜かねばなりません。 私は、それがかわいそうでならない。 だから、いま、そのことを教えておきたいのです」 この先生のご指導は、くわしく小説『人間革命 第十一巻』の「大阪」の章の中で紹介したが、重ねてその一部を申し上げた。 使命の学会員として信心を貫くか、退転するか。 それは、各人の自由ともいえる。 しかし、その因果の報いを受けるのも自分自身である。 ゆえに、退転した後の苦悩を思いやると、あまりにもかわいそうでならない。 邪義にたぶらかされて、永劫に悔いを残してはならない。 どうかリーダーの皆さまは、会員の方々に対して、大聖人の仏法の本義にのっとった、納得のいく明快な指導をお願いしたい。 【関西最高協議会 平成三年十月十七日(全集七十九巻)】 Tweet