2014年9月30日 投稿者:@佐武 誠 投稿日:2014年 9月30日(火)13時20分10秒 通報 編集済 矢野との和解で、学会が取り下げた訴訟があと二つある。どちらも、公明党議員OB3人が、手帖裁判の二審高裁判決(2009年6月)で逆転敗訴した後、即日、最高裁に上告する一方で、矢野宅での両者のやり取りを記録した音声データは改ざんされたものと認定されたのを覆すために起こされたものであった。 「学会は偽造証拠を裁判所に提出する謀略教団」とのレッテルを張られたままにしておくことは、八尋ら弁護士グループにとって到底、許されないことだったのであろう。 まずは、公明新聞の「即日上告」記事から。 公明新聞の当該記事はすでに削除されていたため、ネットに残るものを紹介する。 不当判決に即日上告 公明新聞:2009年3月28日 公明議員OB3氏「著しい事実誤認」と東京高裁の控訴審 公明党議員OBの大川清幸(元参院議員)、伏木和雄(元衆院議員、元党副委員長)、 黒柳明(元参院議員、元党副委員長)の3氏が、講談社発行の週刊現代に ねつ造記事を掲載され名誉を著しく傷つけられたとして、 同社と当時の同誌編集長、矢野絢也元公明党委員長を訴えていた訴訟の 控訴審判決が27日、東京高裁で開かれ、南敏文裁判長は一審判決を覆して 矢野らの請求を認める不当判決を下した。 大川氏らは同日、判決内容には著しい事実誤認があるとして最高裁に上告した。 問題の記事は2005年8月6日号と同13日号の週刊現代。 6日号で、あたかも議員OB3氏が矢野から手帳を無理やり、 強奪したかのような記事を掲載。 13日号では「『手帖強奪』の真相激白」との見出しで矢野本人のコメントを中心に 虚偽の記事を載せた。 大川氏ら議員OB3氏は、これらの記事で著しく名誉を傷つけられたとして 同誌への謝罪広告掲載と損害賠償を求めて提訴した。 一審の東京地裁は07年12月21日の判決で、矢野宅での議員OB3氏と 矢野とのやりとりを録音した音声データや議員OBと矢野との間で交わされた念書などの信ぴょう性を認定。 手帳は矢野自らの意思で議員OBに手渡したもので、議員OBが手帳を強奪した 事実は認められないとし、矢野の供述の虚偽性を厳しく指摘。 講談社などに対し、大川氏ら3氏に合計660万円(うち330万円につき矢野が連帯)の損害賠償金の支払いと、同誌への謝罪広告掲載を命じる 議員OB側全面勝訴の判決を言い渡していた。 控訴審判決を受けて、大川氏らは「全く真実を無視した信じられない不当な判決。 勝訴まで断固戦う」と述べた。 議員OB3氏の代理人を務める弁護団の談話 2005年5月、大川清幸氏らは矢野絢也氏の自宅を訪問し、 友好的な話し合いの中で手帳を受け取りました。 大川氏らが矢野氏から手帳を受け取ったときの状況については、その模様をありのまま録音した音声データが存在しています。 この音声データを聞けば、大川氏らが手帳を奪った事実など一切なかったことは 明白です。 一審の東京地裁は、この音声データに基づいて、手帳を奪った事実など なかったことを明確に認定し、記事は大川氏らの名誉を棄損すると正しく判断して、講談社と矢野氏に対して謝罪広告と損害賠償を命じました。 ところが、本日の東京高裁判決は、音声データの内容を誤解したり、 重要な発言を見落とすなどした結果、客観的証拠である音声データの信用性を 否定するという驚くべき判断のもとに、大川氏らの請求を棄却するという不当な判決を下しました。 大川氏らは本日、即刻上告しました http://www.geocities.jp/shinnyatarou/news090329.html Tweet