投稿者:ジョーカー 投稿日:2018年11月11日(日)13時32分8秒   通報
池田大作全集68巻 P385より

「戦いには勝ち負けはつきものであるが、勝てば喜ぶ、負ければ愚痴と不平になる。よしんば勝ったとしても、無理な活動で多くの人たちが疲れ、生活や人生にひずみを起こすことになれば、反価値であり、勝利の意味がなくなる。つまり、指導者は、勝利したあとのことを、つねに考えておかねばならない。そして、どの程度まで勝利のための活動を進めるか、あるいは、メンバーの喜びと成長と満足のために、どのような手段を講じていくかに、心を配っていかなければならない。」

::::::

すべての基準は会員に、喜び・成長・満足があるのか否かである。これなくして、いくら勝利をしても、幻にすぎない。その勝利に実質的な価値があるのかどうかを、厳しくみていかなくては、所詮は自己満足の域を出ない。まことに、広宣流布を推進するということはどういうことかを、よくよく吟味しなければならない。

まずは自分自身が、歓喜しているかどうか、成長しているかどうか、満足しているかどうかの確認をする必要がある。惰性の信心では、この三つのすべてが欠けている。根本は唱題行であり、歓喜の生命になるまで唱え続けることがポイントとなろう。