2017年7月20日 投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2017年 7月20日(木)17時02分10秒 通報 【現証】 現証とは、幹部の指導や自分自身の意見を信じ、 現実にどういう結果が出たかを見ることです。 つまり、幹部の指導通り、自分の意見通りの結果が出たならば、 その思想には現証があり、もし違う結果が出たならば、 その思想は正しくないということです。 仏法においては、この現証をもっとも重視しているのです。 大聖人は 「日蓮仏法をこころみるに道理と証文とにはすぎず、 また道理・証文よりも現証にはすぎず」(一四六八頁) と述べています。 日蓮大聖人の主張した仏法思想は、この厳しい現証による判定に 耐え得る「理論体系」をもつ教義です。 その結論的思想は、大聖人の言説に背けば、たとえ学会員であっても 仏罰があり、大聖人の言説通りに実践すれば、誰でも仏に成れるということです。 この完璧なまでの日蓮教学を研鑽してよく理解し、 その理解した教学を我が身に合わせて、 その理論の裏付けを自ら厳しく求めていく姿勢こそ、 もっとも科学的で、なおかつ自分のものとしていけるのです。 幹部の指導や自分の意見における理論の正しさは、 理論のみの正しさにとどまるものではなく、 そこに実践性を含むものであり、実践の結果の正しさをふまえてこそ、 自分の意見や幹部の指導の正しさを主張し得るものなのです。 Tweet