2017年6月10日 投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2017年 6月10日(土)11時46分28秒 通報 持妙法華問答抄463㌻~467㌻(現代版、早読み) 伊豆流罪の赦免直後に書かれたもので、 妙法蓮華経を持つことについて、五つの問答を設けて論じている御書。 (五問目) 一を以て万を察するのであるから、だいたい創価学会が 他の宗より勝っていることを聞いて耳目が明らかになった。 しかし、創価学会をどう心得、修行したら菩提の道に達するのか――。 わたしは創価学会で得道する機根からもれている。どうしたらいいか。 (答え) 創価学会は、一切衆生(万人)が皆成仏し、皆が幸せになる道を教えている。 下根・下機の会員は信心が肝要である。 高い岸壁の上に人(仏力)がいて、縄(法力)をおろしているのを、 下にいる者が縄を信じて(信力)、登れば(行力)、上に登ることができるのである。 つまり、創価学会は御書根本・池田先生指導根本である。 下にいる者は御書根本に生きる三代の師匠の指導を信じて、行動していけば、 何がどうなっているのか、どうしていけば良いのかが、明確に分かってくる。 しかし、それには条件があって、題目を唱えて登ろうとしなければ、 上の人も助けることはできないのである。 受けがたい人身を受け、値いがたい仏法にあいながら、 名聞、狐疑(こぎ)、偏執(へんしゅう)にとらわれては堕地獄の因となる。 また、御書通り、先生の指導通りに〝従わない悪友〟の教えに従い、 師匠の思想と真逆の事をする邪師の法を信じることだけは、つつしむべきである。 一切の仏法は人によって弘まるのである。 御書根本・先生指導根本が第一ならば、その指導通りに行動している人も第一となる。 その人をそしるのは、御書・先生指導をそしることになる。 つつしむべきである。 生涯はいくばくもない。この世は所詮、仮の宿、どれほどの名利を得ようというのか。 得てもそれは夢の中の栄えにすぎない。 なんとしても万人を幸福の道に入らしめ、 早く自分自身が〝仏の身である〟ことを悟らしめたいというのが、 仏の本懐であり、創価学会の使命である。 ― おわり ― Tweet