投稿者:大仏のグリグリのとこ 投稿日:2015年 2月 3日(火)11時40分7秒  

それでは抜粋しながら見ていきます。

問 創価教育学会の指導理念の目的は。

答 本会は日蓮正宗に伝わる無上最大の生活法たる三大秘法に基づき、教育・宗教生活法の革新を計   り、忠孝の大道を明らかにし、以て国家および国民の幸福を進めるを目的とす、と書示して置きま  した。・・・・
  故に、本学会の目的とするところは、日本国民の一人でも多く本会に入会せしめて
  日蓮正宗の信仰を基礎とした私の価値論を認識把握せしめて、人生生活の安穏幸福を招来せしめる  事にありますが、価値論の教義的・具体的・指導理論は後で詳細に申し上げます。(同一八六頁)

問 会員獲得の手段方法に就いては。

答 学会に入会せしむる手段方法は・・・・会員全体が自分の知人・縁故関係を宣伝折伏するのでありま   す。・・・・
  宣伝折伏の方法には、文書による場合と、口頭をもってする場合があります。(同一八六頁)

と述べ、会員獲得の手段方法をこの後、詳細に述べていきます。

それを端的にまとめると、文書による方法としては、
時習学館より出した月刊雑誌「新教材集録」「教育改造(新教)」、
それに牧口先生の執筆した「価値論」であるとし、単行本としては「創価教育学体系」を
第一巻より第四巻までを発行したと述べます。

そして「第四回総会記録」「第五回総会記録」を「大善生活実証録」と題して約千部発行し、
機関紙としては「価値創造」を毎月千部を発行し、配布したと述べています。

次に、口頭による宣伝折伏としては、会員が友人や親戚などを個人折伏し、
大衆折伏は、座談会を通して、毎月各地で約二十回づつ開催しているとしています。

その他一般的なものとして総会を開催し、学会内部の統制強化策として、幹部会を毎月一回開催し
「退転防止委員会」という名目で会員の退転防止を協議していることを述べています。

さらに、以上の方法で獲得した会員は、
日蓮正宗の四つ(歓喜寮・砂町教会・本行寺・常在寺)の寺院で受戒し、御本尊を授けていると述べました。