投稿者:赤胴鈴之助 投稿日:2017年 2月 6日(月)14時30分59秒   通報
御義口伝講義録下より 第廿三 久遠の事
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かつまた、自らの使命を自覚し、その使命のままにいきることも本有常住の姿である。すなわち、
妙法の大道に生きる地涌の自覚こそ、久遠元初以来の本眷属の自覚であり「本の儘」ではなかろうか。
所詮、信心に生き、妙法に生ききる人こそ、今が久遠元初であり、大宇宙の本源に立ち戻り、
常に広大な未来を開いていく人であると強く確信すべきである。
また、最後の「実成無作と開けたるなり」とは、仏界の湧現である。
外部からだんだんと形づくっていく幸福ではなく、絶対にこわれない幸福を意味する。
人間革命によって、根底的に自己自身を確立していくことが、最も正しい人生であると敷衍して
解釈することもできる。
まず正報たる自己を確立していくことだ。その上に、依報のあらゆる客観的条件が整っていくことが、
最も正しい行き方である。そうすれば、一切が生かされる。学歴も、知識も、地位も、財産も、経験も、
すべて人間革命の土壌の上に、最高に生かされていくことを知っていただきたい。
これ、人間完成の究極であり、偉大なる人生行路の生きた指針であると訴えたい。
ポイント
まず正報たる自己を確立していくことだ。
その上に、依報のあらゆる客観的条件が整っていくことが、最も正しい行き方である。

環境に流されない、確固たる自己の確立が人間完成への人生行路です。